行き詰まる
『行き詰まる』生きる意味を求めて、走り続け、求め続け、迷い続け、何度も壁にぶつかっては倒れた。行き詰って一歩も前に進めなくなり、途方に暮れていたあの頃の自分がやっと見えてきた。「自分に絶望していることを認めずに、ただひたすら動き回り、自分が今何を感じているかということにひたすら目をそむけ続けていたということ」「自分が今やっていることと本当の願いが違ってきたことを感じながら、それを認めてしまうことは多くのものを失うことであり、その失うものに価値を置いていたこと」「先が見えないことがとてつもなくこわかった。未来の暗闇より、今の葛藤の方がまだ救いがあるように思えた」「ただひたすら疲れていたはずなのに、疲れているという感覚すらわからなくなっていた」今になってわかるのは、行き詰っていた私は、過去の人生のパターンに決別し、新しい生き方を無意識ながら選択していたのだということ。すでに新しい世界に片足だけ踏み出しているものの、もう片方の足が怖がってついてこられない状態だったのだ。ついて来られない足(心)の方にそっと尋ねてあげればよかった。「もう少し休憩していたいかい?視界がもう少し開けるまで待とうか?急ぐ必要は何もないのよ」と。私は、こんなふうに自分にやさしく尋ねたことが一度もなかったことに気づいた。今、「もどっておいで私の元気!」の詩をポストカードにしようと計画しています。パステルシャインアートで絵を描いて、その上に岡部明美さんの詩をのせようとしています。できたら、31枚の日めくりにしたいのだけど今はちょっと資金が・・・でも早いうちにできそな気がしています。