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メンタルコーチ曽根原秀典の『すべて意味あって起きる人生ブログ』

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曽根原 秀典

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2009.11.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日のお話は「質問力」です。


書店に行くとこの手の書籍が
沢山出ていますね。


よくビジネススキルに
「質問力」をつけよう!
と言われます。


今日お話しするのは
簡単なことで「質問力」を上げるカギです。


簡単です。
「Why(なぜ)」

「What(なに)」
に変えるだけです。


自分や相手に対して「なぜ?なんで?」
という質問を多くしていませんか?

別に悪いと言っているわけではありません。

しかし、「なぜ?なんで?」と聞かれ続けると
問いただされている感じ、尋問を受けている感じを
受けないでしょうか?


例を上げて説明しましょう。


A営業部長が部下のBさんに下記のように質問しました。
A営業部長:「なぜ?今月はノルマが達成できなかったんだ」
Bさん:「すみません・・・なんとかノルマを達成しようとがんばってはいたんですが・・・」
A営業部長:「言い訳を聞いているのではない。原因は何なんだ?と聞いているんだ」
Bさん:「はあ・・・それは・・・・」

と・・・

なんだか怒られている感じがしますね。


そもそも、A営業部長がBさんへのコミュニケーションする目的は、
今月の改善点をみつけ次月はノルマを達成してもらうためです。
怒るのが目的ではありません。


であれば、
「なぜ?」を「何?」に変えてみるとどのような質問になるでしょうか


A営業部長:「今月は残念ながらノルマは達成できなかった。
       来月はノルマを達成してもらいたい。
       何があれは達成できるだろうか?」
Bさん:「そうですね(沈黙)・・・
     訪問先の回り方が効率的ではなかったので、無駄な時間が多かったと
     感じています。来月は訪問先の順序を見直し効率よく回ればノルマが
     達成できると考えています」
A営業部長:「そうか。効率よく訪問先の順序を見直すにあたって、
       何か必要なものはあるかい?
       それとも、何か手伝って欲しいことでもいいんだが」
Bさん:「必要なもの・・・手伝って欲しいこと・・・沈黙・・・
     今私が担当しているA地区を前に担当していた方にどのように回るのが
     効率的かお話を伺いたいです。」
A営業部長:「わかった。それでは、Cさんに少し時間を作ってもらうよう私から
       頼んでおこう」
Bさん「ありがとございます」



「何」の使い方のイメージがつきましたか?


自分に対しても同じです。
「なぜこんなことをしてしまったのだろう」
から
「今回の失敗を再発させないためには、何が必要なんだろう」
または
「今回の失敗から何を学ばなきゃいけないのだろう」
と質問すると

質問された方は受け取り方が
全く異なります。


なにより、
自身の行動を改善するために
自らが考え行動し移します。

これを
組織で言うならば「自立型社員」です。
「自立型社員」が沢山集まった組織を
「学習型組織」と言われていますね。

失敗にバツをつけることは簡単です。
が、バツをつけるだけでは反省はするものの
自身の改善するための行動を深く考えるところまで
いかない場合が多いです。

なぜならば、
「なぜ」で質問された相手は非常に圧力を受けるからです。

つまり、責められている
バツをつけられている
という思いが先立ち

心には
不安や恐れ怒りといった感情が生まれます。

自己を深くみつめる作業は、
自身を客観的にみなければいけません。

客観的にみるためには、
心が落ち着いた状態でなければなかなか難しいでしょう。

まずは、
自分に対して「何」に変えて質問してみてはいかがでしょうか?

この「何」の質問は、
最初は簡単ではないかもしれません。

「何」を使ってどのように質問するかを
何度も繰り返し考えることで「質問力」が向上します。

「質問力」が向上すれば、
怒らなくとも相手に改善するためにどのようなことを
すれば良いのかを気づかせることにつながります。

質問者自身のストレスが軽減され、
パフォーマンスの向上につながる
一石二鳥のコミュニケーションスキルです。





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Last updated  2009.11.20 22:52:43
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