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自分にしかない特別の能力や技術をどんどん伸ばして、
周囲の人々のために役立たせることは、とても大切な 事です。しかし才能に溺れて努力を怠ったり、高慢な 気持ちになると、才能は逆にその人を不幸に陥れる 要因になることもあります。 山岡宗八氏の歴史小説「徳川家康」の中には次のような 一文があります。 「富みあるものは富のために身を破り、地位あるものは 地位のために身を破る,数寄者(茶人)は茶道具一つの ために痩せねばならぬ。苦を背負い、武に誇るものは 武のために敗れの因を招いてゆく」 自分のもつとも得意とすることで、かえって身を滅ぼして しまうという内容ですが、家康が永い人生経験の中から 学んだ教訓でしょう。私達の周りでも、たとえば 車の運転の上手な人が大きな事故を起こしたり、 営業の上手な人が営業で失敗した、という話を聞くこと があります。 長所に驕らず、常に謙虚な心で日々努力して いきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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