ソニアのひとり言

日本文化の特徴の一つに「水」との深いつながりがあります。

水に恵まれた日本では古来から水を尊び、水とともに生活があり

水そのものが食文化を作ってきました。

特に江戸時代の天保１１年（１８４０年）に、発見された

灘の宮水は、灘を日本最大の酒造地に育てたほどです。

この宮水は，酒造りには欠かせない微生物の育成、糖化、発光

を助けるリンやカリウムなどの無機塩類に富、カルシュームと

マグネシュームの多い硬水で、酒造りの害になる鉄分や

アンモニュームは、ごく微量だそうです。

一時、人口宮水の製作も試みられましたが、偉大な自然の力には

及ばず、失敗に終わったということです。

私達は水なしでは生きられません。その恩恵によくしていながら、

私達は普段、そのことを自覚する事は希です。

それゆえ水の無駄ずかいを止め、その恩を自覚したいものです。