ソニアのひとり言

落語家の桂小金治さんが父親から教わり、今も人生のモットーとしている

言葉に「人の心に花一輪」と言う言葉があります。

「人生は人との出会い。出合って別れるときに、相手の心にトゲを残すな。

花を残して別れてごらん。やがてその花に実りがきて、

お前のところにかえってくる。人の心に花一輪を忘れるな」

この言葉を胸に小金治さんは、昭和２１年に桂文治の弟子となり、その後

二つ目に昇進。本業の落語はもとより、テレビドラマやワイドシヨーの

司会として活躍しました。

彼が多くのフアンに愛され続けたのは、文字どうり「人の心に花を咲かせる」

ような仕事をしてきたからでしょう。

どんな海よりも深く、又どんな山よりも高い親の愛。親の生き方に学び、

自らの糧とすることは、その人の人生をより豊かにします。

どんなときでも親は最良の指導者なのですね。