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カテゴリ:故事・ことわざ
「どうちょうとせつ」と読みますがなかなか含蓄のある言葉です。
聞きかじったことをそのまま受け売りすることを言います。 これは孔子の次の言葉から出ています。 道に聞きて塗に説くは、徳をこれ棄つるなり 「塗」は途である。つまり道で聞いたことを、すぐ途中で おしゃべりするようでは、徳が充実しないというのです。 受け売りと徳の関係はちょっと理解しにくいが、 耳から入れてすぐに口に出すようでは、内部で発酵しないのは もちろんのこと、いつまでたっても蓄積にならないのです。 聞いたことはじっくり考え、自分のものとして よく吸収したいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 21, 2007 06:40:50 PM
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