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カテゴリ:雑感
カラスといえば害鳥、そう思っている人が大半でしょう。
大分県安心院町の動物園、アフリカンサファリーに来るカラスのことです。 そのカラスがダチョウの餌を横取りするなど大のいたずら好きです。 どんな対策を講じてもうまくいきません。しかし、そんなカラスも、 ただ悪いことをするだけではないのです。 アフリカンサファリーの獣医、神田岳委さんは、 カラスの意外な一面を発見されました。それはサイの肌のお手入れです。 サイは泥浴びや水浴び、日光浴などをしてお肌にとても気を使っています。 カラスはそんなサイの背中に乗り、皮膚の汚れや虫を食べてくれるのです。 だからカラスに乗られても、サイは気持ちよさそうにじっとしているそうです。 サイにとってカラスはサイのエスてがかり、 大事な仕事をしてくれていたのでした。 物事を見る時、多くは外見にとらわれがちではないでしょうか。しかし、 カラスの目立たない働きのように、意外なところに美点が潜んでいるものです。 その人にしかない尊い個性に目を向け、互いに尊重していきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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