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カテゴリ:故事・ことわざ
「われ日に三たび、わが身を省みる」これは『論語』の中の言葉で、
私は毎日、三つのことを反省するという意味。 反省の内容として挙げられているのは、次の三点です。 1)人のために尽くすといいながら、いいかげんにやらなかっただろうか 2)人に対して誠実さを欠くようなことをしなかっただろうか 3)自分が確かめもしないことを人に吹聴しなかっただろうか 明治の財界人・渋沢栄一は、この教えを座右の銘にしていました。 渋沢氏は「私は、一日の仕事が終わって床に就いた時に、その日の行動を 思い起こすことにしている。行動の点検と整理が出来るばかりか、 深い印象が頭に焼き付き、記憶力の増進にも役立つ」と言っています。 人間としての成長向上は、 たゆまぬ努力や精進があって初めて可能となりますが、 それには日々の行動を厳しく反省し、 対策と実践を重ねることが大切です。 まずは毎日の行動日誌で、 自らの心の面もチェックしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 5, 2008 06:40:34 PM
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