|
カテゴリ:人物
芸術選奨文部大臣賞など、数多くの賞を受賞してきた
漫才師の内海桂子・好江氏。好江氏が61歳でなくなるまで、 全国各地を回って下町人情たっぷりの舞台を見せてきました。 刑務所に慰問に行ったときは、「あんた達のおっかさんは、 こんなところまでこられない。今日は私たちをおっかさんと思ってみな」 と前置きをして芸を披露しました。 その姿を見て母親を思い出し、悪の道から足を洗い、 刺青を落とす受刑者も出たそうです。 人を笑わせるのが商売の二人ですが、 このときばかりは受刑者を泣かせたそうです。 世阿弥は「芸人は下手も上手もなかりけり。いく先々の水に合わねば」 と述べています。 状況に合わせて場をリードし、相手に合わせて仕事をしていく能力は、 私たち社会人にも求められる資質です。 心と頭の柔軟な対応によって、 スムーズに何事も進めて生きたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2008 06:34:15 PM
コメント(0) | コメントを書く
[人物] カテゴリの最新記事
|