8/3に初日を開けた中日劇場の「エリザベート」も28日に千秋楽だが、
大ラクよりも、涼風エリザベート、鈴木ヨーゼフ、浦井ルドルフが千秋楽を迎えた、
前ラク公演を観ることを選んだ。

私個人的には、本日ラクを迎えた3人と、山口トートの組み合わせがベストだと思っている。

おっと、チビルドルフの石川新太君を忘れちゃいけない！！

3人のチビっ子たちの中で、この子が一番お上手だった印象♪

今日は私の中でのベスト配役での鑑賞になった。


初日の硬さは何処へやら・・、
涼風エリザベートはのびのびと演技していた。

彼女の少女時代のエリザは、ヨーゼフが一目ぼれした気持ちが分かるくらい、
本当に愛らしいという言葉がぴったり。

そして即位から苦悩する日々を経て晩年まで、
とても自然体で演じているのを観ていると、
女優として大きく成長したことを感じさせられる。

今回だけで無しに、またこれからも彼女の成長していくエリザを観たいと切に思った。


そして愛しの祐さまトートの「最後のダンス」の迫力あるナンバーも、
とりあえずは聞き納め。。。と思うと寂しい～！

一緒に観劇したｋさんが、ナンバーが終わった瞬間「すごい・・」と一言。

疲れ知らずでパワフルに、それでいてチャーミングなトートを、
1ヶ月ありがとう。。。と言いたい。

ラストシーンでエリザにウエルカムの笑顔で(笑）腕を広げで迎え入れる時の、
祐さまの笑顔がとても好きだった♪

うーーーん。。。ホレ直しちゃったぞ、アタシ・・(笑)


鈴木ヨーゼフは品と貫禄があり、そして歌声も好き。

似合ってるなーと毎度のことながら思う。



浦井ルドルフは、ちょっと難しいお顔をしすぎかな・・の感は否めないが、
ルドルフの感情に照らし合わせれば、致し方ないのかも。

ちなみに過去を遡ると、かつての井上ルドルフがかなり私の好みではあった。

彼も今やすっかり立派になっちゃったが。。。


チビルドルフの新太君。

いやぁ、可愛い☆　お歌も頑張ったねー。

おばあさまにお願いをするところも、立派な演技で将来性大？(笑)



その皇太后の寿ひずるさん。

さすがかつてのバリバリの男役だっただけあり、
迫力と貫禄十分の演技と歌で、ドッシリと舞台を支えてました。


高嶋ルキーニはもう言うことなし。

初演からやっているだけあって、間の取り方や客席との交流も実に上手い。

彼の運び方ひとつで客席の空気が変わってしまう重要な役だけど、
客席と演技と、両方に溶け合っているのはさすがである。


主だった感想しか書けなかったけれど、
週に一度の観劇というのは、ペース的にちょうど良かった。


この後、博多、東京、大阪と回るので、
また日程が合えば、東京で見ることができたら・・と思っている。


カーテンコールで涼風エリザのご挨拶があったが、
「ホッとしている」という彼女の言葉は本音だったろう。

かなりのプレッシャーの中での公演だったと思うので、
ここで一段落して、また新たに博多座でがんばってもらいたい。


何度かのカーテンコールの後、
祐さまトートとじゃれ合う（？）涼風エリザはホントに可愛かった。


この公演で私は彼女のフアンになったかもしれない。



出演者の皆様、暑い名古屋での一ヶ月公演、本当にお疲れ様でした。