2005/05/16(月)12:29
USA日記(92)
5月16日(金)1975年
疲れたけれど、声もそんなによく出ないけれど、北山修を聴きながらこの日記を書いている。
1時間くらい静かな歌を歌って、今「花嫁」のメロディ。
schoolでは、昔Bossの先生だったJhon Carpenter氏が、柑橘の病気のことについて話をした。とてもフランクな人で、Bossに言われて講義が終わったとき病気の木の見本などの陳列物をバンまで運んであげたら、
「Thank you」
と握手をしてくれた。いい記念なのだ。
普及所のMr. Don Gustafsonも、もう顔なじみなので帰るときに手を挙げて挨拶したら、
「See you later, fellows! 」だって。schoolも、英語は解らないけどいろんな人に会えるのが面白い。
何というか・・・疲れているけど、静に何もしゃべらずにいるのがちょうど似合っている夜。
そういえばBossが、
「アメリカでは、誰でも勝手に接木が出来ないのね」
と教えてくれた。
ナーセリーは州の免許を取らないと出来ないし、苗木をつくるためには母樹から接いだ次の世代の芽しか使えないのだそうだ。どうしてかというと、芽状突然変異の確率を下げるためと、病気が出たとき州が出所をすぐに追えるようにするため。それにfarmer側にも、出来るだけ自分の園の樹は同じようなものにそろえたいというneedsがあるからだそうだ。
今日も曇っていてそんなに暑くなかった。それでもsnail は疲れる。今週はずっと疲れていたのだ。
そして、こういう風に何もしない時間もたまにはいいものだ。
1人で仕事をしていると、その時は人生とか、農業とか、恋愛なんかについていろいろ考えているのだけれど、今は忘れている。
明日Bossは誰かの結婚式で、いないと言っていた。
フォークルはいいなぁ・・・
school も残すところ4回。公然と仕事を休めるのももう少しなんだ。
その後は、運転免許でも取ろうかな・・・
コーラが飲みたくなって、今、A山君が冷蔵庫から取り出して2人分作ってくれている。
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Citrus school
スタボーン・ディジーズ 葉が小さい(たまに黄色になる)
Gummosis
マクロフィラはレモンにはとてもよい台木だが、台芽が出ることがある。
Spot fumigation
exocortis virus・・・葉が小さく巻いている。ブリーチ15%液で剪定器具を消毒するとよい
stuborn virus・・・・同様の症状、または葉が黄色くなる
台木について
クイック・デクライン・・・枝の枯れこみ・・・トロイヤー台木で起こる
ヴェンチュラ・カウンティで問題になった
トリステザの症状・・・・枝のピッティング
新しい台木 Swingle トロイヤーに似ている。
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