2005/07/04(月)09:39
USA日記(141)
7月4日(金)1975年
最近、パッキングハウスからバレンシアのピックに来ているメキシカンたちとも付き合いがよくなって、今日も仕事中に(彼らは休みだった)タバコの火を借りに行ったらマッチをくれた。
彼らはtetywestたちのことを、
「日本から来た、よくサボる野郎たち」
だと思っていることだろうな。
仕事は最近ずっと同じで、バレンシアranchのイリゲーション・システムの変更とイリゲーション・チェック。
半日の仕事が終わって実習生ハウスの掃除をしてたら、A山君が、
「ワンピースに赤いスカーフの女のコが散歩をしているのを見た」
「shedの前を通って、395号線を下へ降りていった」
と言うので、ピックアップで先回りしてケネディーの家のところで待っていたけど一向に来ない。それで、395号線まで出て、帰ってきたのだけれどいなかった。残念!どこへ行ったのだろう?
昨日の睡眠不足と本日の仕事で、かなり疲れている。でも真ッ昼間からOFFになるのは気分がいい。
夕方まで「2・4-Dのcitrusへの散布」の勉強をして、ニワトリの女のコに会えないかと行ってみたら、おじいさんがいた。アボカドのナーセリーもやっていて、おじいさんに説明してもらって見学した。
ニワトリのアボカド・ナーセリー
そのあと、またM森君のノート写しをやったので、今日は昼寝もしたし、それに写真の整理もやったし、充実した1日だったのだが、もう11時。かなり眠いのだ。
何しろ、暇になるといっぱいやりたいことがあって、今日はかなり片付けたのだ。だからもう寝る。
独立記念日万歳!
Bossたちは昼からどっかのパーティーに出かけていた。
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ニワトリのアボカド・ナーセリー見学
温室中に約4,000本のseedlingがある。外には約10,000本のseedling。
温室内は霧発生装置で湿度を上げるために1日4回霧を噴霧する。
イリゲーションは「スパゲティ」と呼ばれるドリップシステムを用いている。
一昨年の12月頃播種して、3月~4月に接木を行い、7月には出荷するという。
だいたい播種から出荷まで18ヶ月くらい必要だそうだ。
温室内の温度は110度(43.3℃)くらいまで上がる。本日の最高気温は74度(23.3℃)だった。
あと、本来の目的である、あの豚を飼っている女のコにはついに会えず。
最初に温室に入ったとき、爺さんいわく、
「Are you little speak English? 」
しかし、まあいい経験ではあった。
後日、Bossの話では、
「あそこのナーセリーは、よっぽど世話が悪いのね。木がこんなに(手で示して)小さいじゃない」
「温室も、もう1つ造るつもりだろうけど、何をやってるのかまだ造ってもないのね」
アボカドの苗木の値段は、
リード種(人気がある) 5$50¢
あとの品種 4$75¢
柑橘の苗木はだいたい 3$50¢
こりゃ、高い。しかし土付きポットに入っていて根がいっぱいだから、植え傷みはしない。
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