これまでの私は浪費癖がひどく、子どものころから「金遣いがあらい」と母によく叱られました。
今年はその悪癖を改善すべくこの本を読み浪費癖から財テクへ切り替えの年にしたいと考えています。
「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバートキヨサキ/筑摩書房)
これまで「経済」にまったく興味のなかった私は、この本によってこれまでどれほど損をしてきたのか思い知らされました。
私に、いかに経営能力がないとはいえ、あのゴージャスなバブル時代を経験してきたにもかかわらず、私の借金はいまだに増え続け、事務所の経営も毎年困難を極めていることには自ら閉口してしまいます。
この本はもう3年以上も前に出版されましたが、当時は、本屋のワゴンに「変な題名の本」が山と積まれているのを胡散(うさん)臭いと思いながら横目で見ておりました。
昨年末、ひょんなことから中国株に興味を持ちネットサーフィンしているうちに、再度この本に出会うこととなりました。
私が高校時代にこの本に出会っていれば、きっと私の人生は別の夢を実現していたことでしょう。
考えてみれば、酒やタバコを別にしても、これまで女や車、不動産購入や保証人として支払った債務、銀行利息などなど、私の無駄遣いは既に数千万円に達しています。
好きなことには極めて計画的に事を運んできたのですが、こと経済や資産運用となるとまったくデタラメな30年を過ごしてしまいました。
まだ、なんとか軌道修正ができるなら、ここで心機一転、経済や資産運用に正面から向かい合おうと考えた訳です。そして、若い人にも私のようなデタラメなお金の使い方をせず、しっかりとしたスキームによって余裕のある中年オジサンになってもらいたいと思います。 |
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