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パープルレッド

2008 札幌-浦和

2008 J.LEAGUE DIVISION 1 第31節

2008.11.8 札幌ドーム (札幌)1-2(浦和)



一年ぶりの再会にwe are reds!!




■ 11月7日


午後四時に仕事を終え、急いで汽車に乗って札幌へ向かう。ビュービュー強風が吹くなかを、スーパーとかちで札幌まで。 汽車の中で十分に昼寝をし、これで疲れもすこしは取れて夜の宴会にむけての体調は快調。 札幌駅からすすきのに向かって地下鉄に乗ろうと地下街を移動していたら、赤いものを身につけた第一浦和人(当社比)を発見。 まさか知ってる人ではないだろう…と思って、こそこそと回り込んで顔をのぞき込んでみると、なんとまあ知ってる人じゃないですか。 三週間ほど前に浦和でご飯を食べたマイミクさんに遭遇、そのワニさんもビックリしていたが私もビックリだ。 超デカいバッグをふたつも持っていたのが気になって聞いてみると、ひとつはロングコートしか入っていないとか。むしろそれしか入らない。 ……さすが内地の人だ、防寒対策は道民より強固である。
ワニさんとすすきの駅で別れた後、すぐにホテルへチェックインを済ませ、待ち合わせの場所へ。 この日は明日にお会いする予定の皆さんよりも一足お先に、うさごろうさんご夫妻とお食事会なのだ(^^) 約一年ぶりにお会いしたご夫妻は、とっても元気。北海道で会うのが不思議じゃないくらい、私にとっては「おかえりなさい」なお二人です。 美味しいご飯と美味しいお酒と楽しいお喋りで、あっという間のお別れに。つってもまた明日会うんだけれど。 外は雪がちらほら降っていて、うっすら積もった雪を写メで撮ってる人は間違いなく内地の人間だ!、と振り返ったら、うさごろうさんのご主人でした。



■ 11月8日


ホテルの不味い朝食を食べて、九時頃にホテルを出てドームへ。もうはや赤い人がぞろぞろいるぞー、自分もな。 十時前にはドームへ着いたものの、厳重警備とやらのおかげで超遠回りをさせられてのレッズサポ待機場所へ着いた。 あとで人に聞いたら、普通にコンササポに紛れてきてもたどり着けるとか、むしろその方が近くて便利だとか。 つかそもそも、レッズサポ、というだけの人をコンササポとは別にする意味があるのか、これは未だに疑問。 「今季のレッズは思うような成績が出ずに、サポもそれはそれは鬱憤が蓄積されていて、いつ暴れ出してもおかしくない、云々」という北海道新聞の記事(社会面)にも笑ってしまったが、 (いやいや、みなさん北海道に来ることは楽しみにしているので、別に並んでるときに暴れることはないだろうに。無関係の人に唾吐いたりしないから) それの通りに動いてるのは、もうなんつーか、マニュアル通りにしか働けないのかよオイオイ、と。
あ、別に私は文句を書いているわけではないのよ。 すり鉢状になった吹きっさらしのサブグラウンドに詰め込まれて超寒い思いをしていたことについての意見ということではないの。

夕張でお会いした方や、一年ぶりの方や、初めましての方など、色々なレッズサポさんにお会いできてとても寒かったがそれなりに楽しみつつ開場時間に。 ほとんどの人波がゴール裏へと走り急ぐ中、私は緩衝地帯を挟んだ隣のSB席前方二列目を確保。 あとから合流する父さんを待ちつつ弁当を食べ、一度ゴール裏にお邪魔し、席に戻る前にトイレへ行く。 一階のトイレが混んでいたので警備員に「上にもトイレあるんですか?」と聞くと、「あると思いますよ」と言われたので階段を上って二回に。 すぐ近くの空いてるトイレに入ろうとすると、「あ、ここは使えませんから」と言われた。 「ここ、トイレですよね? 空いてますよね? 使いたいんですが」と聞くと、「ダメです、下のトイレに行ってください」とな。 なにを持ってしてこのトイレを私が使うことが許されないのかは知らないが、これだけ混雑しているのだから空いてるトイレを使用禁止にする意味がわからない。 別に、トイレだからってうんこ爆弾とか仕掛けたりしないよ? 本来の使用目的に添って使用したいだけなのよ? 「空いてるんじゃねえかよ。チッ」と舌打ちして(嫌な奴)、仕方なく下に戻ってトイレの列に並ぶはめに。

選手が出てきて、「…坊主が二人いる。どっちが坪井で、もう片方が誰なのかわからない」と思ったら、エスクデロでした。 エスクデロが紹介されたときは大きな拍手で、その彼を先発起用したゲルトにはブーイングで、それがいまのレッズなのかと理解した。 エスクデロはてっきり、「高原外してセルでも出しておけば意外性あって、サポに受けるかも?」と勘違いしたゲルトの策なのかと思ったけれど、彼は彼なりにいい感じに盛り上げてくれていた。 「オレ、頑張るぜ!」みたいな気合いが感じられて、いーじゃんいーじゃんエスクデロ株上がったじゃない?という(初めてまともに彼を見た私の)感想。
試合はというと、うっかりぽっかりしすぎてるレッズの中央をコンサが一本のパスでダヴィにボールを持たせてあとはダヴィ任せで坪井をチンチンにした後にシュートを打ち、コンサが先制。 レッズサポを挑発するダヴィであった。あー早くクウェートだかカタールだかに行けばよかったのに。
その後同じく前半のうちに、よくわかんないけどとにかく誰かのこぼれ玉を達也が押し込んで同点に。(遠くてよくわかんなかった)そして前半終了。
途中で気づいたけれど、この日のレッズは4バックだった。4-4-2だ。 完璧に4バックだったのだ、本当に4人並んでいた、ずっと並んでいた。 いや、それ正しい4バックじゃないから。 世界のサッカーは4バックが主流、4バックができないと勝てない、とか言われてるけれど、この日の4バックは論外でんがな。 もしかしてこの人たちは昔々にオフトが言っていた「追い越し禁止」をまだ忠実に守り続けているのかと思ってしまった。

後半。 名誉挽回、汚名返上、との枕詞がぴったりなエジミウソンのゴールで勝ち越し。そのまま試合は終了。 しかし名誉も汚名もどうにもすることができず、エジは90分を終えた。エジだから決まった、というゴールではなかった。 ワシントンの場合はひとつのゴールですぐに名誉挽回できたものが、エジにはできない。
それまで何度シュートをふかしたり打ち上げたり空振りしたりしたことだろうか。 挙げ句、トラップミスをしたとき私は隣の父に向かって「ほら、あんなトラップミスしてるからエジはダメだ」と言っていると、 後方から男の声で「あんなのトラップじゃねーよっ!」との反論が。 じゃあなんだってんだ、と思ったが、きっと彼の中で「トラップ」というものはレベルの高い技術であって、エジのそれを「トラップ」とは認められないのかもしれない。
かわって、途中出場した永井はよかった。ああ、見られて本当によかった、嬉しかった。(意味違ってる) 目の前で三度もCKを蹴っていたので、思わず力一杯声を出してしまった。隣の父さんはそんな娘にビビっていたようだった。 山田さんも400試合出場で、その記念すべき瞬間に立ち会えて嬉しい。 するどいミドルシュートも2本放って、自分で自分に花を添えたいという気持ちが見え隠れしていた。…萌えるなぁ、萌萌だなぁ。

ドームを出たところで、もとじさんにお会いできた。 その後にうちの父さんが「いいなぁ、あんなきれいな奥さんがいて」と呟いていたことは、なんとなく誰かに内緒にしておいたほうがいいような気がした。
帰り道でもレッズサポとコンササポが別々の道を歩かされていたのだけれど、どうせ駅で一緒になるんだから…とは誰もが思ったに違いない。 父は帰宅、娘はこれからすすきので飲み会、というわけで地下鉄車内で別れる。 ホテルに戻るとここにもレッズサポが。なんと私の隣の部屋の人もレッズサポのようだった(飲み会でその話をしたら、「それ俺の知り合いだ」と言われた)。 キリンビール園での宴会時間まで一時間ほどあったので、その近くのドン・キホーテに行った。

前日のうさごろうさんご夫妻とのお食事のときに、うさごろうさんがSMAPのコンサートに行ったときの話になったことから、この私のドン・キホーテ行きが決まるのであった。 その話の中で私も負けじと「私も今年は念願であったモモーイこと桃井はるこのライブに行った。涙が出るほど嬉しかった」と言い、 そこから「SMAPのコンサートはペンライトを振る」「モモーイのライブではサイリュームを振る」との言い合いが起こった。 ペンラとは違い、リウムには寿命がある(前触れもなく略語使用)。15分も光ればあとはゴミとなるリウム。 だからこそファンはタイミングを計ってリウムを折ってライブを盛り上げるのだ、ずっと光り続けるペンラとはそこが違う。 青を使う曲、オレンジを使う曲、とイメージカラーがある。 モモーイのライブ当日、ドンキではリウム(たぶんUO?)が売り切れていた。
などなどの話をするとご夫妻は爆笑。 ここは熱の冷めぬうちにリウムを買って発光させねば、と思い立ち、私はサイリュームを初めて購入することとなった。 UOことウルトラオレンジを欲しかったけれどなかったので、ホワイトとレッドを購入。 バッグにそれを忍ばせたまま、一次会のキリンビール園に向かう。
食べ飲み放題なので、本当に食べまくり飲みまくっていた。 同じテーブルの人たちは初対面の方だったのですが、楽しくてあっという間に一次会が終了。 二次会場へ向かうとき、うさごろうさんご夫妻に向けて私は唐突に話を切りだした。「サイリュームを買ってきた」「いまここで発光させよう」 ポキッ、と折れば見事に光り輝くUW。しかし、赤の方はひっそりとしか光らなかった…種類が違うのだった。 リウムを振りつつ、すれ違うレッズサポとコールを掛け合い、めちゃくちゃの二次会を終えると、生き残った勇者たちは〆のうどんを食べに行った。 本当はラーメンを目指していたが、そこにはポンテ(のユニを着た女の客)が先にいたりして、どこにも入れなかった。



■ 11月9日


昼から仕事に出ねばならないので、朝からホテルを出て早々と帰宅。 特急とかちに乗って帰るレッズサポは私くらいで、他の赤い人たちは皆新千歳空港に向かう汽車のホームにいたのがさみしいような。
札幌でお会いしましたレッズサポーターのみなさま、本当に楽しい時間をありがとうございました。 またどこかでお会いできればと思います。しばらくは道外で、となりそうです…ね?




思い出の一枚。
永井!永井!永井! 闘う者の顔をしている永井。 このほうきは誰の持ち物だったんだろうか… レッズサポ待機場所入り口にあった雪だるま。


掲載日 2008.11.17


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