1230280 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2015年02月10日
XML
カテゴリ:ダイエット

友人が、朝食の必要性についての講演を聞いたということで、その資料を見せてくれました。

僕が朝食をとっていないことを知って、心配してくれたんだと思います。

感謝。

せっかくだから見せていただきましたが、非常に小っちゃな字のコピーで、かなり簡略化しているものだったので、具体的な実験データの数字などは読み取れなかったのですが、おおよそ言わんとしていることは伝わりました。

だいたい”朝食必要説”の論客の趣旨は同じです。

曰く、「朝起きたばかりの時間帯はエネルギー不足となり、ガソリンを補充しないでアクセルをふかすようなもの。午前中の仕事がガス欠状態になる」。

曰く、「朝食を採った場合と、採らなかった場合で学力テストをすると、採らなかった場合の方が劣る」。

曰く、「朝食を採らない子供の非行率が高い」。

曰く、「朝食を採らないと、スイッチが入らず身体が目覚めない」。

その他朝食をぬくと便秘になるとか、間食が増えるとか、昼食がドカ食いになり逆に太るとか言われています。

 

僕が朝食を食べなくなったのは(正確にはおせんべいなど少しは食べるのですが)ダイエットのためです。

そして、「ダイエット=健康」のためです。

きっかけは、姪の結婚式までにフォーマルスーツが入るお腹に戻りたい、ということでした。

スーツを買った時の昔のウエストは76cm、その時はいていたズボンは82cmで、腹回りがプラス8cm。

体重は66kg。

一念発起、10キロ減量の目標を立て、ダイエットを開始しました。

実行したのは、たまたま『ためしてガッテン』で紹介していた”計るだけダイエット”。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201101230000/

”計るだけダイエット”と言っても、本当に計るだけで痩せるわけではありません。

朝晩体重を計ることで、体重を知り、体重の増減に意識を持つことでダイエットに前向きに取り組めるということです。

体重が減れば嬉しいから励みになるし、増えればやばいと思って次の食事に対策を考えるなり、運動を取り入れるなり努力をするので、徐々に体重が落ちるわけです。

体重の増減は、〔食べた(飲んだ)量ー出した量(便・尿・汗・息・その他)〕です。

ダイエットというと、まず”カロリー”のことが論じられますが、僕の実感としては、あくまで”量”です。

カロリーの高い油100グラムも、カロリー0の水100グラムも、100グラムは100グラム。

採れば確実に体重は100グラム増えます。

だから口に入れる量の制限に心を配るわけですが、量的制限があるとなると、健康維持に必要なものからということになります。

僕の考える優先順位としては、1.水分、2.タンパク質、3.ビタミン・ミネラル、4.繊維質、5.脂質、6.糖質ということになって、自然に”糖質制限ダイエット”をすることになりました。

朝食を採らず、昼食はごはん主食(ご飯)を採らず、夕食は普通に食べるけど、多いときはご飯を残すという習慣が出来ました。

間食は採らず、夕食andデザート(お菓子)・晩酌は8時までに済まします。

それを続けて、「1年で10キロ痩せる」はクリヤーしました。

仕事が立ち仕事なのである程度運動していることになり(万歩計を付けたら仕事で10000歩歩いていました)、さらに犬の散歩は歩き方を工夫して3000~5000歩歩いています。

さらにヨーガ+体幹トレーニングで筋トレもしてますので、やることはやっているつもりです。

健康に関しては、持病の精神疾患(胸が痛くなるなど)も体重が減るとともに無くなりましたし、腰痛・関節痛も消えました。

だから朝食抜きに文句を言われる筋合いはないのですが、せっかくなのであらためて「朝食必要論」を検証してみたいと思います。

まず”ガス欠”説ですが、ここを読んでこの論者は間違っていると思いました。

身体が本当にガソリンを必要としているなら、ガソリンを注入するのは正しい対処法でしょう。

しかし、食べ物はガソリンではありません。

食べてすぐにエネルギーになるわけではないのです。

食べ物は、まず胃に入って胃液を投入、粉砕され消化しやすい形に加工されます。

それが2時間ぐらい。

さらに十二指腸で消化液(膵液)がブレンドされ、小腸に送られ吸収の工程に入ります。

小腸は長さ約7メートル、表面積はテニスコート一面分、そこに食べたものは広げられて95%ほどが体内に吸収されます。

それから肝臓に送られ、肝臓で分解され、血液によって体全体に送られ、細胞に届けられることになります。

長い道のりをたどって、細胞にたどり着いて初めて、エネルギーとして使われるのです。

つまり、今日の活動に使われるエネルギーは、昨日以前の食事によって得た栄養なのです。

だから朝食を食べないと、その日の午前中のエネルギーが不足するということはありません。

確かに、疲れた時に甘いものを採ると、すぐに疲労が回復する気がしますが、空腹感はホルモンの働きで起こることで、エネルギー量の残量を示しているわけではありません。

論者は人間(生物)の身体を、車かロボットと勘違いしているようです。

次に、朝食を採らないと頭が働かず、成績が落ちるという説ですが、この実験はかつて『ためしてガッテン』が行ったものがあります。

女子栄養大副学長・香川靖男教授の『朝食のすすめ』に出ていました(一応そちらがわの本も読んでみました)。

「習慣的に朝食を食べる派と、いつも食べない派を分けて、まず就寝時間は同じ前夜十二時とします。前日昼は同じメンチカツ定食、夕食は牛肉でしたが、朝食を食べない派は朝食分のお腹が減っているので、前夜にバターラーメンを食べてエネルギーを補給して寝ました。

実験当日は朝八時半から十一時半まで、四回にわたって、集中力のテストで色パネルを選んでもらいました。そうすると、すっかり目が覚めているはずの十一時半になっても、みんなが驚くほどの大差がついてしまったのです」。

20対2の差がついたということなのですが、実験としてはこれで正しいのでしょうか?

これしか記述がなかったので、『ためしてガッテン』のホームページでアーカイブを調べてみたのですが、1997年2月17日放送は、古くて資料が出ていませんでした。

もしかしたら、この他にもちゃんと実験しているのかもしれませんが、これだけでは公平な条件ではありません。

もともとの被験者の能力差が考慮されていませんし、少なくとも被験者グループを逆の条件でもう一度試験する必要はあります。

そもそも片方にバターラーメンを食べさせるのが変です。

成績の不出来はラーメンのせいかもしれないという疑問が残ります。

他の実験もあるのですが、なぜそうなるかまで分析できてないので、思い込みありきのデータにしか見えない。

朝食を採らない子供が学校で暴れるというのは、家庭環境が悪くて不良化する子供は朝食を採っていない例が多いということです。

朝食に問題があるのではなく、親が問題です。

スイッチが入らないなら、水を一杯飲めば目覚めるし、便秘にもなりません(僕はまったく便秘になりませんでした)。

間食が増えるだの、昼食がドカ食いだのは本人の問題です。

僕はそうなりませんでした。

 

前振りが長くなりましたが、さて”8時間ダイエット”。

アメリカ発(『メンズヘルス』というフィットネス雑誌が発信源)の、「食事を食べるのを1日8時間にして、残り16時間は何も食べない」というダイエット法です。

「16時間の断食中にどんどん脂肪が燃えるから、カロリー計算は必要なく、好きなものをを好きなだけ食べて大丈夫」なんだそうです。

これだと食べない時間は16時間だから、”16時間ダイエット”じゃないかと思うんですが?

とにかくいわゆる”半日断食”と同じで、僕の方法と同じだと思いました。

朝食を抜いて昼食を午後1時にとって、午後8時にすべての食事を終わらせますので、あれっ”7時間ダイエット”?

ただこの方法は、どの時間で8時間をカウントするかが決まっていないので、朝食を7時にとって夕食(?)を3時に終わらせてもいいわけですが、朝食抜き派から言うとこれはちょっと問題があります。

午前中は消化をしないで、内臓を休ませたいのです。

活動をしている時間帯は、同時に消化をしたくない。

仕事や日常生活で脳や筋肉を使ってエネルギーを消費する時間帯に、消化のエネルギーを取られたくない。

消化をしている時は、他の活動は休むべきです。

ということで、8時間は昼から夜、それも昼は軽く、夜に必要なカロリー(基礎代謝)量を摂取して、後は休んで消化に専念する方が良いと思うます。

そして、”8時間ダイエット”は、ダイエットの効果を伸ばし、健康に良い8種類の食べ物があると紹介しています。

1日2種類ずつぐらい食事に取り入れることを勧めています。

1.卵と脂身の少ない肉

2.乳製品(ヨーグルトetc.)

3.ナッツ(ぴーなっつ・くるみetc.)

4.豆類

5.ベリー(イチゴ・ブルーベリーetc.)

6.色の明るい果物(りんご・オレンジetc.)

7.穀物(玄米・全粒粉のパンetc)

8.緑の葉野菜

 

さらに、「この食生活のおかげて脂肪燃焼や筋肉の成長が速くなっているから、長時間キツイ運動をしなくても大丈夫。1日8分間、自分の体重を使った種目で軽い運動をすれば十分。」と書いてありますが、果たして・・・。

 

参考文献:『朝食有害説』渡辺正、『朝食を抜くと病気は治る』甲田光雄、『死なないぞダイエット』北折一、『朝食を抜くと病気にならない』石原結實、『『空腹」が人を健康にする』南雲吉則、『朝食のすすめ』香川靖雄、『8時間ダイエット』デイビット・ジンチェンコ、ピーター・ムーア

 

おまけ:最近のシュッとした僕、in 六本木国立新美術館 59歳

IMG_6534.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年02月13日 21時37分30秒
コメント(0) | コメントを書く
[ダイエット] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

WoodyPapa

WoodyPapa

フリーページ

サイド自由欄

設定されていません。

カテゴリ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

ニューストピックス

お気に入りブログ

木工屋さん【WOO… woodypapa37さん
カントリーの自宅S… yumiyumi39さん

© Rakuten Group, Inc.