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翔建築設計の所長日記

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2025.07

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yoshiki@ Re:●建築家のお仕事(634)竹内日祥上人の講演(01/21) はじめまして私も2000年から竹内日祥上人…
2005.07.24
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カラーコーディネートは産みの苦しみ(1)

 設計した建物は、外装内装を私たち設計事務所が色彩計画をすることが多い。日常的に色を扱っているので当然色彩センスがあるのだろうと思われている。が、これが大変な作業なのである。少なくとも私は独立以来色決めには膨大な時間とエネルギーを消費してきた。

 大学時代も色彩の単位はなかったし、設計事務所修業時代も基礎から色の勉強をしたことがなかったからである。建築誌や見学などで実戦で学んだといえば聞こえがいいが、建築士に不足していることかもしれない。

十数年前、カラーキー理論を覚えた。これで少し楽になった。
カラーキー理論とは、簡単にいうと世の中にはKEY1(ブルー系)とKEY2(イエロー系)で統一されている。バラは茎から葉から花までKEY1である。バラの真っ赤な色はブルーが入ってこそあのあざやかな赤になる。ガーベラはKEY2である。ガーベラのほんわりとした赤にはイエローが入っており、茎から葉までKEY2である。人間も同じで、KEY1人間とKEY2人間がいる。混ざっていることは決してない。だから、色決めの時にどちらかに統一すると、少なくともおかしな配色にはなりにくい。

 米国系の外食チェーン店は、意識的にKEY1とKEY2を混ぜた配色をする。なぜなら、客は落ち着かなくて用が済むとすぐ帰るので回転率がたかくなるそうだ。モデルさんは、自分の特色を出したい時には自慢の部分を自身のKEYでないメイクをするそうだ。自身のKEYと違う部分が目立つことになる。

ポイントを反対KEY使用でアクセントとする。以上の知識で色決めのエネルギーを若干減らすことになった。上の写真は、平成5年7月完成の今市市立轟小学校のプール上屋。色彩学習前の時期で悪戦苦闘した色彩です。


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Last updated  2007.04.28 12:31:06
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