翔建築設計の所長日記

おとといの土曜、自治会の歓送迎会で連休前の行事は終了した。
その席での話、
今度自治会副会長になられた方は、会社定年後大沢町にある「夢の森」に
送り迎えのバス運転手として働いている。

「夢の森」は、中学校の先生だった千代田先生が退職金をはたいて作った
知的障害者の施設である。

千代田先生は、Ｔ中の先生もしていたこともあって前自治会長も３年の時
に教わったそうだ。
「夢の森」を立ち上げるに当たっては、教え子達が各分野でほとんど無料
奉仕で手伝ったそうだ。先生は、早死にした私の父とも教師仲間だった。
８０才近い千代田先生は、今でも元気に情熱を傾けているそうです。
施設の設計は、私の設計仲間が担当している。

それにしても、学校の先生はやっぱりえらいもんだ。尊敬に値する。
一円会の佐藤先生もえらいし、足利市のワインの「ココファーム」で有名な
「こころみ学園」の創立者も学校の先生。千代田先生と同じく退職金と全財産
を知的障害者の施設に投入して今に至っている。
「こころみ学園」の経歴は、涙無くしては読めない。

先生方のご努力には頭がさがる。学校の先生は、もっと尊敬されなければな
らないと思う。


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