翔建築設計の所長日記

瑕疵担保保険がいよいよ１０月から始まる。
遅ればせながら、東京に検査員講習会に行ってきた。

住宅建設業者は、消費者保護のため、高い供託金を預けるか
瑕疵担保保険に入るかいずれかの方法をとらなくてはならない。
正確に言うと、建設業登録を取ってある業者さんは　である。

姉歯事件以来、建築士の世界は非常に生きにくくなってしまった。
検査はたくさん増えるし、確認申請も非常に手間がかかるように
なった。
その分、法改正があり、国交省告示１５号なるものができ、
設計事務所の設計・監理料の目安が大幅に変わった。
責任と業務量増を踏まえて、住宅等の設計料が３倍程度の大増額
になった。いったい、だれが払ってくれるの？ということだが・・・

この告示、強制力はない。ただの目安だ。だがまあないよりいいか。


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