2012/07/16(月)09:20
●建築家のお仕事(1439)ユーロ問題って何?
どうもすっきりしないユーロ危機。
ユーロ不安で日本の株が上がったり下がったり。
円高になったり。
どうゆうこと?
ということで調べてみた。時系列で書いています。
最後まで読むと、ユーロ問題の全体像が分かると思います。
・ユーロは、1999年スタート。
・当初11カ国で、現在は17カ国加入。イギリスはな乳していない。
・2009年、ギリシャの総選挙で政権が変わったことで、ウソの財政
報告が発覚、大赤字財政が明るみに出る。
・EUの信用力低下。
・ギリシャ国債の7割を他国の銀行が保有している。
・最後の砦であるIMFより、23.7兆円の融資を受け、緊縮財政を
約束する。
(公務員給与・年金引き下げ、消費税上げ)
(パルテノン神殿のレンタル、国有財産を売却、警察官のレンタル)
・今年、緊縮派が総選挙で勝利したが、緊縮が一向に進まない。
・PIIGSが財政危機に。(ポルトガル・アイスランド・イタリア
ギリシャ・スペイン)
・イタリア、スペインは財政規模が大きいので、破綻すると大変なことになる。
・米国でも名門銀行がユーロ投資に失敗。
・JPモルガン銀行が6週間で1600億円の損失を出した。
・ほかに波及すると、リーマンショックの再来になる可能性がある。
・CDS(クレジット・デフォルト・スワップ):債務不履行した場合の保険
のようなもの。
〔会社の社債・国の国債・銀行の貸し出し〕
・CDSは上下し、CDSも投資信託の中に組み込まれている。
・JPモルガンは、ユーロ危機を見誤り、CDSを大量にカラ売りし、裏目に出て
1600億円の損失を出した。
・損失を出したのは、JPモルガン銀行の凄腕の女性アンナ・ドリュー。
彼女は、毎年12億円以上の成功報酬を銀行からもらっている。
彼女のユーロ判断が損失になってしまって辞めていった。
・米国では、この事件を踏まえ、「ボルカー・ルール」(事故勘定取引の禁止)
を導入して、危険な投資を禁止しつつある。
・それに伴い、新興国への投資を各銀行が引き上げはじめた。
・よって、新興国への投資が減り、インド・ブラジル等の株価が下がっている。
・世界経済の牽引車になりつつあった新興国が停滞を始めたために、世界経済が
不況に入ってきた。
・EUを大お得意にしていた中国は、中国商品が不景気で売れなくなり、好調だった
GDPの伸びも鈍化してしまった。
・中国をお得意さんにしていた日本も、そんな分けで中国への輸出が停滞してきた。
・通貨がどこも不安要素を抱えているため、だぶついている投資資金は比較的安定
している円を買い、円高になっている。
・円高になると、日本企業は世界で商売するのが難しくなってくる。
・・・・・・・・以上な流れで、風は吹くと桶屋がもうかる式に、世界経済に悪影響
しているとゆうことである。
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