パン工房で働く私のお昼は、
窯裏で手軽に食べられるおむすびであることが多い。
今日は、小豆を炊いた時に取り分けたもので、
大好きなお赤飯を作ったから、お赤飯のおむすび。
このところお気に入りなのは、
この辺りの冬の名産品『水かけ菜』を細かく刻んで混ぜ込んだもの。
ちょっと前、BSの再々放送で
佐藤初女さんのおむすびの話しをみました。
本などでも、佐藤さんのことは何度か読みましたが、
彼女の結ぶおむすびは、
力をいれず、ふわっと空気を含むように作られ、
食べた人に、なんともいえない感動を与えるそうです。
たなごころに置いて、祈るように結ぶ・・・
その中には彼女の想いも結ばれているのかなぁ・・・。
オレンジページの新刊本
『食と向きあう、ていねいな暮らし 11人の日々ごはん』にも、
佐藤さんの「命あるもの」が掲載されています。
興味のある方は、どうぞ読んでみて下さい。