Footprint
ある夜、私は夢を見た。私は主とともに渚を歩いていた。暗い夜空にこれまでの私の人生が映し出された。どの光景にも砂の上に二人のあしあとが残されていた。ひとつは私の、もう一つは主のあしあとだった。これまでの人生の最後の光景が映し出された時私は砂の上のあしあとに目を留めた。そこには一人のあしあとしかなかった。それは私の人生でいちばんつらく悲しい時だった。それがいつも私の心を乱していたので私はそのことについて主にたずねた。「主よ。あなたに従うと決心した時に あなたはすべての道において共に歩み 語り合ってくださると約束されました。 それなのに私の人生のいちばんつらい時 ひとりのあしあとしかありませんでした。 いちばんあなたを必要とした時に なぜあなたは私をお見捨てになったのか 私にはわかりません。」主は、ささやかれた。「私の大切な子よ。 私はあなたを愛している。あなたを決して見捨てたりはしていない。ましてや苦しみや試みの時に。あしあとがひとつだったとき私はあなたを背負って歩いていたのだよ。」by マーガレット・F・パワーズこんにちは、ソフィアです。Footprint、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますがとても素敵な詩なのでアップさせていただきます。辛く苦しい時、ひとりぼっちを感じてしまう時そんなときに足跡が一人分しかなかったら、やっぱり孤独だったと思うでしょう。でも実は背負ってもらっていたからだったとわかったら・・辛いときは気づきにくいですが視点を変えてみれば本当はしっかりと愛に包まれていた・・そんな、孤独感を癒してくれるような辛いときも安心して乗り越えさせてくれるような詩ですね♪Footprint 日本語・英語http://home.interlink.or.jp/~suno/yoshi/poetry/p_footprints.htm読んで下さり、ありがとうございました。