空はとんび

　じーちゃんの流動食が一ヶ月ぶりに再開した、らしい。パイナップルを細かくしたようなものを流し込んだ、らしい。昨日はそのせいか、熱が３８度以上出たようだが、便もよく出た、と送っていく途中でばーちゃんから聞く。

　午前中の仕事を終えてお昼を食べて、少し打ち合わせとかして、だいたい１時半前ぐらいに退勤する。山道にもだいぶ慣れてばーちゃんちに行くのが２時過ぎ。そこから病院まではこの時間なら１０～１５分ほどで着く。中に入るとそれで一日終わってしまいそうで、ここのところずっとばーちゃんを送っていくだけである。

　一昨日は仕事がオフだったのでばーちゃんを送っていったあとジャスコでお買い物をした。
　母の日は息子たちの最後の試合なので、少し早いがばーちゃんの服を何枚か買った。ばーちゃんは手術後のリハビリのおかげでかなり体重が減って、前着ていたものが全部ぶかぶかになってしまったのだ。
　例年なら何を買うかすごく悩むのだが、今年は迷わずにすんだ。
　Ｍサイズの普段着を４枚と薄手のジャケットをみつくろう。ガレージセールの安物だったのだけれど、店員さんがきれいに包んでくれたので、それなりに見えたぞ。

　で、今日ばーちゃんに渡すと、「あらうれしい、すぐ見たい」と言う。「こんなにたくさん、ありがとうねえ」と喜んでもらえて、よかったよかった。

　じーちゃんはこのまま順調に行けば、転院となる。今まではあまり減らなかったオムツもまたたくさん買いだめしなくてはならないかもな。介護認定の手続きとか高額医療の払い戻し申請とか、市役所に行く用事も増えてくる。

　都合よく半日の仕事がみつかってよかったなあとつくづく思うこのごろ。



　息子たちが朝練をするようになったのでお弁当作りがきついなあ。と思っているうちにもうあさってですか。

　手がかかるうちが花なんでしょうねえ。