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カテゴリ:読書記録
柴田さんは1959年生まれらしい。主人公は高校生のときからひきこもりになっている女性。う~ん、どうもそのギャップを感じてしまうなあ。 引きこもりといっても千差万別、彼女のように家事一切を家を出ることなくこなすというのはまれなパターンだろうね。専業主婦は自宅だけでできてしまうということのほうが、恐ろしいという気がしたなあ。つまり社会と繋がらなくても生きてゆけるというか、昔の男性はそれを女性に強要したわけなのだ。 もしかして、理想の妻の姿は引きこもり?とかね。 まあ、そんなことはさておき、この彼女すごくひらめきがよくって、数々の小さいけれど見逃せない出来事の謎を解いていくんですね。そのうち彼氏もできてしまうというお話。 ただ会話が少しだれるのです。今どきの若い女性をリアルに描こうとするあまり、会話が饒舌すぎるというか、多分こんな風には今の子は会話してないだろうな、と思う台詞が多かったのでした。 ミステリーの名手だというけど、次のも読んでみようとは、すみません思いませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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