空はとんび

ぺぺりんくんが手術の予約のために帰省しております。

手術とはいっても命がどうのこうのってものではないのですが、東京の病院で検査して紹介状を書いてもらったのに、また検査をさせられたとぶうたれております。

結局仕事の休みをとって付き添ったのにまた「手術の説明」のために来院しなくてはならず、保護者同伴だそうです。

今年の２月３月あれほど暇だったのに。あのときしてたら子ども保険の適用になって一日５千円ぐらい出てたのに。まあ、今更ですが、そのときぎりぎりにならないとやらない親の遺伝子を受け継いでいるってことで諦めますか。

しかし、諦めきれないのがぱーくんの電話代です。

請求書ではありません、という葉書がドコモから届きました。

七月になってからのパケット代です。いっこは３万円。あいつなんか怪しいサイトでも見たのかか。あれ、もう一枚ある。こちらは。。。。え？

９万円越してます。

急いでぱーに電話しました。

「ユーチューブみたけど。まあ、いくつか」

金額を言うと、「申しわけありません。二度と見ません。バイトしてお返しします」と殊勝なことを言うので、出世払いということにしてやる。

ところが、次の日ももう一枚きた。

今度は１１万円と書いてある。

しめて２４万円。これは私の一ヶ月の給料より多い。

きのうたまたま給料明細をもらった。これがそのままドコモの懐に入るのかと思うと、怒りがわいてくる。

そこへもってきて洗濯機がもう限界ときている。これってまだ５年も使ってないはず。乾燥機能つきなんて面倒なのにしたのが失敗だったか。

前々からガスコンロも臨界地点を越えていてチャッカマンで点火していたのだけれど、下のオーブンのファンまで「ブオオオオン」と叫んでチーーーーーん。とご愁傷なさった。

たしかファンヒーターも今年買ったんだっけ。

あさっては結婚式だし。まだ服も買ってない。ふたりで行くからやはり手のひらですか。あらまあ、恐ろしい出費だ。

実家には青春１８きっぷでいくしかないかな。一泊ならだんなが行くことにやぶさかではないというような遠まわしな言い方をしていた。でもガソリン代もかかるしな。

そんな親の心労も知らずにぺぺりんは昨日帰るはずだったのに夕方電話したら「今起きましたあ」とメールしてきた。今日もすやすやと布団の上である。帰りのバスのきっぷは私がとってやった。「あ、すみません」とだけ言うと、また目を閉じてしまった。


長い睫毛である。

こうやって甘やかすから甘ちゃんになってしまうのだよ。えへへ。