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カテゴリ:読書記録
ぼくは落ち着きがない ある高校の図書部のお話。これといった事件もなく激怒することも胸をときめかすこともなく過ぎる日常。これで芥川賞作家とはなあと思っていたら、初出は「本が好き!」という月刊誌みたいなのみたいです。ある程度レベルの高い高校の図書部という稀な部活動をしている方限定みたいなお話ですね、きっと。 自分は高校時代に漫画研究部に所属していてアニメ支部長と名乗っておりましたが、校長の猛反対(勉学の妨げになるとのこと)にあい、次年度から部活動入部禁止になり、そのまま廃止においやられるところ、急遽顧問になった先生の「統計コンクール」応募のアイデアが見事「佳作」受賞となり、次年度から普通に部活動として認められたという懐かしいできごとを思い出させました。部長も私も国立に合格(その高校では一桁しかいなかった)しましたしね。あのときの校長の憎憎しげな顔が思い出されます。 つまらなかったようで、何かはあったなあと思い出されるお話。そんなところでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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