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カテゴリ:じいちゃんの介護日記
早いもので、もうじーちゃんの三回忌になります。
昨夜のすごい雨ですっかり大気中のゴミが消し去られ、またしても晴天の中、法要が行われました。 じーちゃんの兄弟妹たちも遠方から来てくださいました。 お寺は美術館の近くの閑静な住宅街にあります。ここの住職さんは以前少しだけ私が勤務をご一緒したことがある方です。そんな縁もあって、双子展にも来ていただいたのですが、法要が終わって、まず一番にその双子展のことをお話されました。 住職さんも美術には詳しいそうです。その眼で見ていただいて、「まず楽しんで描いているのが伝わる絵だった」と言ってくださいました。「線ものびのびとして、若いのに達者である」とも褒めていただけました。 そして、この子たちの育った環境が偲ばれますと、もう絶賛です。 じーちゃんも誰からも「いい人だった」と言われた人ですが、孫たちもがんばっていると褒められると親として嬉しい限りです。しかも、じーちゃんのおかげでどの親戚とも懇意にさせていただいたことも感謝せねばなりません。 それからちょっと遅れたお食事に。場所は一周忌のときと同じ「双樹庵」です。 たいへん上品なお味で、すべて平らげました。まあ、お値段もよかったのですがね。すべてばーちゃんの太っ腹のおかげです。 ばーちゃんは最後の挨拶のときにたいへん上手にお話をしました。孫のことも感謝と今後もよろしくと言ってました。 昨日は微熱でもしやインフルエンザ?と危惧しましたが、今日は平熱になって無事法要も終えました。 お経をたくさん読んだせいでしょうか、たいへん心穏やかであります。 三回忌は、もう悲しみからは立ち上がっているが、感謝することを忘れないでいるための法事だそうです。こういう行事もいいものだなあとしみじみ思い入りました。 兄弟が少ない自分たちのときはこんなに賑やかな法要はできないだろうなと、それもその人の人生なのでしょうねえ。 じーちゃんの偉大さを改めて感じた一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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