000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

殿上人日記(仮)

2009年06月11日
XML
カテゴリ:ファミリー

  バラバラになったフク○ワさんの時に、お香典を
  用意をした義叔母(実母の弟の嫁)は、数年前に
  夫に先立たれて、古い大きな家に足が不自由で
  ありながら一人暮らし。ヘルパーさんの介助と
  週末には、100キロ近く離れた土地に住んで
  それぞれの家庭を持った、50歳代の息子と娘が
  交互でやってきては、食べ物を冷蔵庫に詰めこみ
  身の回りの世話を続けていた

  その義叔母が亡くなった事で、その家のみならず
  都会に住む息子夫婦が、きっと帰ってきて同居して
  くれるだろうとリフォームしたお隣も、向かい側の
  大きな家もみんな空き家となった。直ぐ近くには
  退職金で建てたバリアフリーの家に、退院をした
  ばかりの別の叔父が、妻に先立たれ一人暮らしだ

  近所や親戚を見渡しても、お年寄りのご夫婦なら
  まだしも、子供は都会暮らしで一人暮らしをして
  いるご老人が多く、そればかりが理由ではないとは
  思うが、都会に住む夫婦のそれぞれの親の介護が
  必要になって、離婚をしたなんて話すらもきく

  自分のまわりだけでの話なので、私見かもしれないが
  田舎の親が入院したとか、介護が必要だといっても
  実の息子や娘は世話に来ても、その連れ合いの嫁や
  婿の姿がまったく見えてこない。子供が小さな頃には
  夫婦で顔を出しても子供の手が離れると、途端に
  実の子供しか顔を出す事もなくなる

  顔すら合わさぬ義父母というものは、自分の家族で
  ある認識が生まれないので、いざ親の介護が必要に
  なったり、お金が必要になっても、妻や夫の協力や
  理解が得られない為に、余計に実親の介護が負担に
  なっているのではないだろうか。頼れるはずの兄弟も
  少子化で少なく、親戚も疎遠だったりもする 


  国は、老人介護は家庭でというのを前提にしている
  ようだが、介護をしてくれる専業主婦や同居家族が
  いる家庭は少なく、老人施設に入るだけのお金も
  空きも無くって、アパートなどでの孤独死や、無認可
  老人施設などの問題が世間でも騒がれている

  これは田舎だからとか、都会だからというのは関係の
  無い話だ。地域のつながりが希薄な都会の方がより
  深刻であるのかもしれない


  週末、一本の電話があった。夫の義伯母(舅の兄嫁)が
  やはり近くで一人暮らしをしているのだが、右手が
  うまく動かなくなってきたし、年齢的にもいよいよ
  かもしれないからと、身辺の整理をしているという

  数年前に先立った伯父の洋服が、もったいないので
  夫にくれるというのだが、姑は「一応は見て着れない
  からなどと断ればいい」などと、出かける前に気楽に
  言っていたのだが、動かしているつもりなのにうまく
  動かない右手を見ていると、そんな言葉など出せる
  わけも無く、中も見ずに差し出された衣装ケースを
  そのままに家に持ち帰ってきた

  一人息子は東京で暮らしており、東京に来れば良いと
  言われもするが「あんな高いところ(高層マンション)
  住みたくはない」と近くに住む実の妹夫婦や、近所の人
  うちなど親戚が顔を出したり、差し入れての一人暮らし
  だったが、利き腕が動かないのでは一人暮らしも限度が
  あるかもしれない


  誰でも住み慣れた土地で、知った顔に囲まれて気ままに
  暮らすほうが良いのだが、それも体が健康であればの
  話だ。私の義姉(次兄の)は、父親も兄も病気で相次いで
  亡くなって一人暮らしになったばかりの母親が、元気な
  うちに、新しい生活になれて欲しいといって、家を直して
  迎え入れた

  しかも馴れぬ暮らしが負担になったときには、家にまた
  戻ればよい良いと母親に安心をさせるために、元の家は
  売らずに、1、2年と短期の期限で借りたいという人に
  貸して、逃げ場を設けた上での決断だった。あれから1年
  義姉は元気な母親に家事も頼めて、仕事などで気楽に家を
  あけれるようになって、親の介護どころか、世話をして
  貰っているような状況でありがたがっている


  同居をしていても、介護の負担は計り知れないものである
  まだら認知症の舅と、足の悪い姑を持つ姉だって、定年前に
  介護の為に教職をやめた。舅の入院で認知で目が離せない
  ために、24時間、家人の付き添いが必要で、自分の娘が
  会社を辞めて介護をしてくれたのを忍びないと、生徒に
  迷惑がかからぬように、担任が終わった3月の学期末に
  早期退職をして、娘は他社に再就職をした

  今は、平日は朝から夕刻まではデーサービスを頼んでいるが
  家に戻ると、何をするか判らないので片時も目が離せず
  デーサービスでも、世話がかかると嫌がられて、最近は
  違う施設と交互に併用しているみたいだ

  私の実家では、私が子供の時に、父親、伯父、義伯母と
  たて続けに病気とか寝たきりの介護で、今は亡き母親は
  10年以上にわたって、50代を介護にあけくれたけど
  昔はデーサービスなどが無かったので、風呂すら何年も
  入れられず相談する人も無く、介護は家庭のみで今より
  大変だったと思う


  誰もが年老いて介護が必要になるときが来る。誰かの助けが
  必要になるというのに、差し伸べてくれる手が無いのでは
  などという不安が頭をよぎる。立派な公共施設や、甘い
  未来予想図を描いての無駄な公共工事に、お金をつぎ込む
  くらいなら、そんな国民の不安を払拭できるように介護や
  医療にもお金を使ってほしい

  省エネ家電や、ETC割引のように経済効果が見込めない?
  働き盛りなのに親の介護で会社を辞めて、週末は行楽では
  なくって実家で介護。果ては介護を悲観しての自殺や殺人
  よほど、日本経済にマイナスのような気もするのだが

  昨夜は野球中継を見ていたので、実際には見なかったのだが
  NNKでは介護に悩んでいる人の特集をしていたようである


 






最終更新日  2009年06月11日 11時32分08秒
コメント(28) | コメントを書く
[ファミリー] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.