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さがしても、さがしても、見つかりません・・・ 一週間ちょっと前の、どなたかのブログに、写真つきで紹介されていた、「いのちの食べかた」(森達也著・理論社)。 同じ著者の「スプーン」という本を数年前に読んで、超能力を真摯に取材し、考察した森氏に一目置いていたぼくは、そうコメントし、さらに「買いました」までコメントいれたのに、ブログ更新できない忙殺状態のなか、どなたのブログだったのか、どーしても、思い出せないし、そのうえ、見つかりませぬ! ごめんなさ~い!(これ読んだら是非ゼヒ、名乗ってください、怒んないでねっ!!!) 子供向けということもあって、あっという間に読んじゃいましたが、これは名著です。 魚は、よくテレビでも市場(築地とか)が紹介されるから、その出どころは子供にもわかる。 ところが肉となると、どこでどうやって、どういう人が解体して、スーパーに並ぶのか、おとなも知らない。テレビでも見たことがない。 「屠殺場(とさつじょう)」という言葉が殺の字抜いて「屠場」となり、今では平仮名で「と場」と変わっているそうな!・・・知らなかった・・・ この本は、牛や豚がどこからどういう経過をたどって、お肉屋さんやスーパーに並ぶのか、から始まって、だましたり隠したりする側の非を語るのかと思いきや、だまされる側の責任に論点がうつっていくところが、見事です。 さて、これを、地球人類の歴史に置き換えて読んでみる。 長らくだまされていることにすら気づかなかった人類の一部が、目を覚まし始めた。そしてどうやら、今まで真実と疑ったことすらない、この世界のからくりが、聞こえる人には音を立てて崩れていこうとしている。 先に気づいた人が、あとに続く人をひっぱりあげて、本来の真の地球を築きあげていくのだが、騙され続けることを望む人たちには、同じゲームの続行が許されてもいる。 そんなことを考えさせてくれる、すばらしい本でした! うわ~ん。どなたのブログでしたか~?ごめんね~!
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最終更新日
2008年06月06日 20時21分14秒
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