2008/04/29(火)10:07
マスク・THE・稽古帳~独の巻~
おぼえるためには、私はひたすら「書く」。
声にだすのをシャドーボクシング的に日常ワークにすると、たぶん本が「楽譜」のようになって、音階が耳にこびりついてしまうであろう懸念から。
明日、通し(といっても最初から最後までとにかく読むだけかも)なので、
カレーライスのルーとごはんを均等に食べすすめ、
さいごのひとさじでキレーにルーとごはんをすくって完了、
のペースは、粗いながらもひとまず守ってきた。
落語の、声色なんかほとんどかえないで男女の別を・老若を、「聴かせる」技術に度肝をぬかれた。中学高校演劇で、部員がたりなくて女の子がお父さん役だとかやってしまうようなのとはわけがちがう。「なりきる」ことは、いまは到底めざしていない。ムリな壁を、だめもとでジャンプすることに重きをおいている暇はない。キャラクターは、後々、スパイスのさじ加減にて。
私の足跡は私にしかみえない。
ひとになにをいわれたとしても、闇雲に段階をスキップするわけにはいかない。自分でみえる段をつくって、つまり自分の言語と体に翻訳して、そこから飛躍。
(izumi)