２月２２日(土)

こんにちは、空驛リポートです。
稽古も佳境を迎えており、今日は2回目の通しの日でした。
今回の現場では、「ライブ感を大事に」という方向性が示されています。
舞台上で、役の人物としてリアルに生きる、コレ目指してひたすら繰り返し稽古をする訳なんですよね、演劇人は。
ただ、「リアルに」とか「ライブで」とか言われると、どうしても日常生活の感覚にひっぱられがち。でもこれは、空の驛舎の舞台であり、空の驛舎の表現をするわけですから、非日常の舞台としてのリアル・ライブ感を目指さないといけないんやなーと実感している次第であります。
だいたい空の驛舎では、支援学校とか福祉・介護の現場とか、ここ最近は特に、抜き差しならないのっぴきならない現場の最前線を舞台にしちゃってますから、はっきり言って適当なモンを舞台に上げようものなら、その叩かれ具合もハンパない訳で、「いや、役者は与えられたセリフを言ってるだけっす」なんて通用する訳もなく、しかし大丈夫です！
現実世界に堪えうる、かつ現実世界を凌駕した空驛の劇世界を、今回きっと見ていただけるんじゃないかと確信しております。
是非みなさん、客席から空驛世界を見届けて下さい。
そのうえで、私の出来につきましては、できればそっとしておいていただければ誠に有難く存じます。

・・・以上、現場からお粗末さまでした。（小笠原）