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12月9日の稽古は参加者いっぱい。
1場2場5場を当たる予定でしたが、やっぱり無理でした。 ですが丁寧に当たった分得られたものは多いはず。 2場は登場人物が4人。 この位相が絶妙なバランスなんです。 これも中村ケンシの演出言語ですね。 『位相』って普通の言葉で何て言うんやろ。 平たく言うとそれぞれの位置のこと。かな。 2人が師弟。(社長と新入社員) 1人が顧客。 1人が仲介業者。 平穏に話を進めたい仲介業者、自分の立ち位置を顕示したい客、客の振る舞いを看過できない新入社員、客を立てつつ社員の意思を見守る上司。 四者四様の立ち位置があり、それを繋ぐ線があり、それぞれの線にテンションがかかっています。 このテンションが拮抗していてどう転がるのか想像できない状況に、お客さんはワクワクするのではないかということを考えています。 台本がうまく書けていても、それだけではこのエネルギーの拮抗した状態を作ることはできません。 今日はエネルギーが対象にどう作用するかとか、力のベクトルはどうなっているのかとか、何やら物理の検証をしている現場のように見えましたよ。(ていうか渦中にいました) これもこれで楽しい作業でした。 幸せな時間に感謝感謝。 稽古後の飲みは今日はパスさせていただきました。 腹具合が万全でなかったのと、懐が極寒で25日まで生きながらえることができるのか不安だったのとで。 ああ、神さま、わたしに毎日ザブザブと酒に浸れるだけの富を与え給え。 ……… 。 バチ当たるわ。 前回も出演の二人。今回はこの二人の絡みが見られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.10 17:50:20
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