カテゴリ:イギリス・パリ旅行
パリ日帰り新婚合宿の続きです パリではメトロに乗ることは出来ませんでした…残念 だけど、入り口の看板がかわいかったので、思わずパチリ さて、前回はノートルダム寺院からルーブルに、周遊バスを何と逆走させてしまった、我がツアーガイド、パリジャンのサミー。 街行く人に大分知り合いが多いようで、しょっちゅう声を掛けられていました。 ほんとにあんた一体、何者… そして歩きながらも、黙っているときが無い、サミー。 「しぶ~や!」 「さーむぅ~い。か~わい~い。バカ。」 「ボークラは、みーんなー、イーキテイルぅー、ヘイヘイヘイ」 「スーシー 食いね~ アガリ、アガリ、アガリガリガリガリ」 しゃべっていないときは、ハミング。半分踊りながら歩いていました。 サミー、面白い。面白すぎます。 そして、ようやくルーブルに着いた私たち。 その前でサミーは、帰りの集合場所への歩き方を、繰り返し辛抱強く教えてくれました。 しかし、そのルーブルからただまーっすぐ歩くと、憧れの凱旋門に着くんです。 そこで私たちは控え目に… 「あのぉ…サミー、凱旋門も行きた…」 「ノーノーノーノォーッ」 凱旋門は集合場所とはまるっきり反対方向なので、行ったら確実に集合時間まで間に合わないって言うのです 仕方なく「おーけー。」と言いました。 ああ、パリに来たのに凱旋門が見られないなんて… しかし私たちは気をとりなおして、ルーブルの入り口に向かいました。 近代的なガラスのピラミッドの中が入り口になっていて、テロ警戒のために荷物チェックを受けました。 私はピラミッドや建物の美しさに見とれていて、直前になってそれに気付き(チケットを買うために並んでるんだと思ってたの)、あたふたカバンを開きました。 相変わらず挙動不審… サミーはチケットを私たちの代わりに買ってくれました。 そして集合場所に「ジュリエット」という女性がいるので、その人がパリ北駅まで案内してくれる、と言い、 「メールしてくれよな」と言うと、さっと風のように去っていきました。それも、出口じゃない方向に…あんた、一体どこ行くの サミー、ありがとう 本当に陽気で親切なパリジャンだったなあ。不安なパリの街でこんなガイドさんに出会えて、本当に良かったです。一生忘れないと思います この溢れんばかりの感謝の気持ちを、ぜひサミーに伝えたい そうだメールを…送れませんでした…言葉の壁は厳しい… さて、サミーの背中が人ごみに消えてしまうと、それを待っていたかのように、うちの旦那は「にやり」としました。 「…凱旋門も行こう。」 「ええーっ間に合わないんじゃ…」 「ルーブルを急いでみたらすぐ出発すれば大丈夫だよ。」 「ほんとに」 「大丈夫、大丈夫。」 うちの旦那の「大丈夫。」は「大丈夫じゃない。」ことも多々あるので、一抹の不安が… だけど、また来られるか分からない凱旋門の魅力が、勝った。 「そうしよう」 こうして私たちの 「憧れのルーブル美術館ぶらりチラ見の旅」 が始まりました フランス革命の絵です。 ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」。 絵画の間は天井が高く、真っ赤な壁に途方も無く大きな絵がたくさん掲げられていて、本当に圧倒されました。みんな少し離れたところから鑑賞している理由が、よく分かりました。 天井もあんまり美しいので、思わずパチリ あっ今の何?! まるで切手のような…モナリザ。思ったより小さかったです。 この絵の価値はお金に換算すると、きっと天文学的数字なのでしょう…ガラス張りのケースに入っていて、かなり厳重でした。 ダヴィンチがこれを見たらどう感じるのでしょう… こんな案内板の横には… おっミロのビーナス発見。 はい、ルーブルぶらりチラリ旅、終了。 小さい頃からルーブルに行くのが夢だったのに… もっとゆっくり見たかったのに… 何ヶ月もかかってみる人もいるのに… 私たちの旅はなんと約25分間。 … …でも仕方なかったのです さあ 次は凱旋門だ 果たして私たちは集合時間に間に合うのか 乞うご期待 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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