天然酵母とルヴァンシェフとベーグル。
ようやく育った天然酵母でパンが焼けました。今回の天然酵母は季節がら、リンゴです。上の画像はもち麦粒と黒米入りの天然酵母パン。黒米が入ると生地自体が紫色になるのでとても綺麗だし、鉄分やビタミンも豊富に含まれているので、もち麦と合わせると非常にバランスが良い。しかし、、、電気オーブンだと焼き色が薄い。あまり焼くと水分がどんどん抜けて固くなってしまうので高めの温度で焼き時間は短めで焼きました。味は、一口目に酸味がくる感じ。でも二口目からはそんなに酸味もガツンと来なかったので、明日になったらもっと落ち着いてまろやかになってるかも。膨らみも良かったし、生地ももっちりで柔らか。商品になりそうな感じです。そしてもう一つ同じ天然酵母で作ったスィート系バージョン。オレンジとイチジクの天然酵母パンです。生地の中にオレンジピールを入れて捏ねあげ、一次発酵が終わったところでイチジクを巻き込んで成型。カットして焼きました。イチジクにはたんぱく質分解酵素が含まれているので、一緒に混ぜ込んでしまうと発酵が阻害されてしまってあまり膨らまなくなってしまうのです。なのであと混ぜで作ってみました。こちらはオレンジの酸味と甘みが良い感じに天然酵母の酸味を消してくれてクセを全く感じない。イチジクのプチプチ感も相まって、美味しかった!良い感じな出来でした。続いて、小麦粉と水だけで一から作ったルヴァンシェフともう一種類前日から仕込んだ生地種の二種類の種を使って作ったフランスパン。隠し味に醤油も入れてみました。二種類の種を使っているせいか、電気オーブンの柔らかい火加減ではいつも生地がだれた焼き上がりになるのに、今回はそれがない。きっちりと腰がもちあがっていました。味もなんだろうこれ...今までの淡泊で塩味なフランスパンとちょっと違った風味があって美味しい。ルヴァンシェフ、苦労して作った甲斐があったかも。焼きが薄いのと焼きむらがあるのは電気オーブンの宿命かなぁ...。がっつり濃いめに焼きたいけど、電気オーブンでそこまで焼くと本当にただの固いパンになってしまうからなぁ...。せっかく作ったルヴァンシェフなので、何とか頑張って種継ぎして繋いでいきたいです。そしてベーグル。クランベリーとホワイトチョコのベーグルです。今回はホワイトチョコは練り込まず、あとで巻き込み成形にしてチョコがちょっと見える感じに成型してみました。こんな感じでいけるかな?でもこのホワイトチョコがちょっと美味しくないので、ほかに何かないのか?と探していたら、チョコとホワイトチョコがくっついたWチョコチップなるものを発見。今度これを買って試してみようと思います。続いて。もちきび入りベーグル。ちょっと個の画像では分かりにくいですが、生地の中に黄色いつぶつぶがあるんです。それがもちきび。でもあんまりつぶつぶ感も感じなかったのでインパクトが薄い。ホントはもち粟でやりたかったけど売ってなかったのですね。お正月が近くなると粟入りのもち用にもち粟が出回るともうので、次はもち粟で作ってみたいです。以前買った25キロの粉がようやくなくなったので、また粉を買わなくては。今度はいろいろな粉をちょっとずつ買っていろいろ試してみようと思います。