そららのパンと育児の日々

2009/08/26(水)22:19

帰省。

子供たちのこと。(78)

ご無沙汰しています。 夏バテ真っ最中のそららです。 8月21日~24日まで帰省していて、少し体調を崩しました。 久々に新鮮なお刺身をたらふく食べて…下痢。 みんなでわいわいバーベキューしてビールを飲んで…下痢。 また大量刺身で…下痢。 うーー。 大阪に戻って下痢は治りましたが、今度は疲れのせいか、熱が出たりのどが痛かったり… 新型インフルエンザも大流行しているようなので、頑張ってうがい手洗い遂行しています。 さて、気を取り直して思い出話。 8月14日から一足お先に帰省していた長男ひなひな。 行ってまもなく彼から届いた一通の葉書。 「母さん、パンをやいてきてください。みんなが食べたいと言ってます」と… なので8月21日夕方出発予定だったので、休みをとって朝から荷作りと平行してパンを焼きました。 正月明けに義家へパンを送りつけたとき、そのあとみんなが絶賛していた…と旦那くんから聞いてはいました。 でもね、私素人だから、いつもコンスタントに絶賛パンが焼けるわけではないの。 夏の今は作るが大変なのよ…と言い訳を考えつつパン作りを開始。 3回生地を捏ねましたが、やはり予想以上に発酵が早かったり、成形途中の生地の乾燥が早かったり…と自分では納得行く出来上がりではなかったものの、一応作ったので努力だけは認めてもらおうと義家と実家へのお土産にしました。 義父用食パン。ピザトーストにして食べていました。 義母の好きなレーズンたっぷりのパン。 「あら、かためで歯応えがあって美味しいわね」って言ってました。 うーん、別にハード系を作ったつもりはないのですが… 姪っ子の好きな大納言たっぷり豆パン。けっこうもっちり美味しかったです。結局姪っ子は食べてないけど~ ウインナーパンはひなひなが葉書にリクエストしていたパンのひとつ。 「久々~」と頬張ってくれました。 レモンシートのパン。成形が困難でごまかしをかねてトリーノ型に入れたら、焼き上がり型から出せなくて大変でした。 でも義母絶賛!義姉、兄も「美味しい」と言ってくれました。 最近ブームのこの2種。 多分喜んで頂けたはず?? 21日。大阪を15時40分に出発。前が見えないほどの土砂降りにあいつつも19時30分義家到着。 到着前電話を入れると、こんなに早く着くとは思っておらず夕食の準備がないと言われ、急遽近所のスーパーに寄って物色。 半額のお刺身大量購入(→下痢。)お惣菜なども。 食し、義家泊。 翌22日私の高校時代からの親友たちが私の実家に集まることになっていたので昼前に実家に移動。私一人のつもりが子らも「行くー」と言うので同伴。 義母、義妹お休みで彼らをどこかに連れて行くつもりだったけど、本人たちがそう言うから別にいいよ~と快く送り出していただきました。 着くなり子らは実家の兄の娘っ子(姪っ子)のビニールプールにどぼん。 はしゃぐはしゃぐ。 私も(実)母(子らにとっての祖母)も一緒になってはしゃぎました。 それから友人たちとその子らを迎え、子供中心のおしゃべりや遊びをし、束の間の他愛もない時間を楽しみました。 半年に1度しか会えない友達だけど、いつ会っても「よお、」「また明日ね」って感覚。 年を重ねるにつれ会話も代わり… 昔は恋愛話に花を咲かせ飲み明かしたり、結婚仕事の悩みも話したこともあったっけ… 今じゃ、それぞれに家庭子供を授かり、成長に目を細め、先行き不安な育児のことを話したり…こんな日が来るとは…でもごく自然にやってきました。 懐かしいような、不思議な、心地の良い時間を過ごせます。 こういう友人と巡り逢えたことは、旦那くんと出会い新しい家族を設けるのとおなじくらいに幸せで大切なものです。 友人たちのお帰りと入れ替わりで、実家には親戚集合。 私の帰省にあわせ、義兄(次兄)夫婦、親戚の伯父、そして我が旦那くんも来てみんなでお庭バーベキュー。 たらふく食べて、楽しく飲んで(→後に下痢)いっぱいしゃべって、花火もして、楽しいひと時でした。 明けて23日。 帰省前、ひなひなに「帰って何が一番したい??」と聞いたら「魚釣り」と言っていたので事前に実父に相談したら、「じゃあ、バーベキューに弟(伯父)が来て泊まってくから次の日の朝にでも・・・」と段取りをしていたくれました。 8時に実父、伯父、そらら親子5人で出発、石川の千里浜に向かうも波が荒く海の濁りに断念。 子らのブーイングも聞き入れることなく、釣り人兄弟の父たちは別の海へ移動。 でもこっちは海の状態はOK。 日差しも強くなり、海水浴にももってこいです。 私も久々に竿をふりました。 釣りが大好きな父に連れられ海に出向くのは、兄二人ではなくこの私だったのです。 意外でしょう~。 竿を振り、遠くまで飛んでいく針を見つめる子供たちのびっくりした顔!! そしてすぐさま連れたキス。 大歓声でした。 二人にも何度かずつリールを巻かせてあげましたが、小さなふぐしか上がらないうえ、子供なのですぐに飽きてしまいそのまま海水浴へ… 結局収穫は伯父と私キス1匹ずつ。それでも大満足の子供たちでした。 帰宅し遅いランチ。 その後子らは姪っ子の英語教室に同伴したり実家の庭で虫捕り。 私は実母を誘って近くの銭湯へ… こうして母と裸の付き合いをするのは初めてでした。 母になったこと、病気のこと、趣味のこと、父のこと、いろいろな話をしました。 そしてすごく気持ちの良い施設でした。 「今度また行こうね」母が言ってくれました。 夕方までに義家に戻る約束になっていたので、「ゆっくり」出来なかったのが母には名残惜しかったようです。私もそうだったよ。 また行こうね、母さん。 別れ際、父も「たのしかったよ」そう声を掛けてくれました。 何だか涙が出そうになりました。 灼熱の海で少し苦しそうに胸を押さえていた父でした。 6月に胸の骨を切って心臓の血管を広げる手術をしたので、切った胸が痛いとしょっちゅう電話でも訴えていました。 それを知っていたけど、海では敢えて「大丈夫?」なんて言わず「お茶のまれ」「釣れんね」と声を掛けただけでした。 それでも「たのしかった、また釣りにいこう、子供ら連れておいで」そう言われて嬉しかったです。 私は本当に良いうちに産まれました。良いうちに育ちました。 そして良いうちに嫁ぎました。 実家から義家に移動したら、義妹が子らを連れて買い物へ… そしてそれを見送ったら義母が私を雑貨屋へ連れて行ってくれました。 「いつも子供たちにばっかりだから…」と私にピアスと秋物のかばんを選んで買ってくれたのです。 短くて、でも実りある帰省でした。 早くみんなのそばで過ごしたいです。 子供たちをここで暮らさせてあげたい、 そういう思いを強くした帰省でした。

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