2007/10/02(火)14:55
イジメ問題で学んだこと
今までの経緯は
イジメられていると感じているらしい
イジメ、その後 <学校での取組み方>
今回のイジメ騒動(大げさ)について、私が学んだことを
少しづつ書いてみます。
まず、小学校も高学年になると
イジメられていても、自分から親にも先生にも言わなくなる。
理由は、先生に言ったとわかると仕返しされる恐れがある。
それと、教師によってかもしれないが「自分で解決しなさい」といって
突き放してきた結果、言うのが無駄だと児童は悟る。
空の場合は後者だった。
「先生に言ったって、やめなさいって言うだけ。
先生が、いなくなればまたやるんだ。」
これは、空自身に起きたというより
そういった対応を見てきたことによるものだと思う。
「中学年の頃はギャングエイジとも呼ばれますので
子供同士のトラブルは増えますが、自分たちで解決させます。」
そう言って、自分たちで解決させた(しないけど)結果
子供たちは諦めを覚えた。
いじめるほうは、ちょうど良い塩梅になる。
水面下で繰り返されるのだ・・・・。
小4だからこの対応、小5だからこの対応
子供たちの個人の成長は見ていないのだろうか?
今回、空のからかいを行ったのは全員
こういった対応をしてきた担任の生徒だ。
この子達は一体なにを学んだのだろう?
ちなみに前年度、空はこの子達とは違うクラスでした。
私はこれは自立心を育てるというよりも
教育の放棄なんじゃないかと思う。
助けを求めても、助けてもらえなければ
人は諦めて、時には死を選ぶのではないか?
何でも先生が介入して、解決しろと言ってるわけじゃない・
自分たちで解決できるように導くことが大切なわけで
助けを求める手を振り払うこととは違う気がする。
こういった経緯もあったので、担任には
「私がいくら、『先生なら絶対に助けてくれるから、相談してごらん』
と言っても、本人は先生に言っても無駄だと思ってしまっている
ようで・・・。それに仕返しされるという恐怖心もあるようです」
空が先生に対しての諦め、仕返しされる恐怖を
持っていることを伝えた。
もちろん身体的症状が現われていることも・・・。
担任の対応はすばやかった。
空には何も聞かずに、すっと近づいてきて
「先生は空くんの味方だからね」と言ってくれたそうだ。
その一言で空は随分、安心したようだ。
空に真偽を確かめないところも、実は感心した。
確かめられたら、空は何も言えなくなってしまう可能性が高い。
それに、先生に怒られていると感じないとも限らない。
だから、きっと相手の子供たちにも、叱らずに
空の気持ちを上手く伝えてくれたのだろう。
休み時間に空を探してまで謝ってくれたのは
彼らにも悪意があったわけじゃないと確信した。
今回、相手の子供たちが余り連帯感を持っていなかったことが
良かったのかもしれない。
いじめている連帯感があれば報復は行われやすい気がする。
まだ、地下で根がはっていなかったのが幸いした。
からかいがイジメへと進行するまえに摘み取れば
本格的なイジメへと進行しないのではないかと思った。
だから、親は子供の下らないと思えるような日々の愚痴も
聞く耳を持っていなければならないと思った。
言わなければ、こちらから水を向けることも
時には必要なんだろうなと思う。
何も言わなくなったときこそ、事態は深刻化しているかもしれない。
段々と会話が少なくなる思春期こそ
耳も目も心も毛穴(?)も開いて、我が子を見つめなければと思った。
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毛穴って感覚的なものキャッチしそうじゃない?
そして、子供がつらい体験を話してくれたら
その勇気に感謝して、必ず守りきる、解決すると安心させてあげること。
周囲の大人が、全力であなたを守るために戦うという姿が
子供をイジメから守り、
さらに、いじめる子を増やさない方法なのかもしれない。
今回、私が学んだこと。
イジメは前段階で止めれば、イジメにならず双方が救われる。
早い対処が必要だけれど、それをキャッチするのは家庭。
大人は子供にとって信用される存在にならなければ、子供の心は開かない。
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