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私が通っているフラメンコ教室で、ずっと習っていた先生が最近いきなり辞めてしまった。
まあ厳しいところもあったけど(噛み付かれたりしたけど。)でも可愛がってくれた先生だった。 なんでも本場のスペインに修行に行って、いつ帰ってくるかも分からないとのこと。 すごいよな~。多分それって人生を賭けた挑戦の1つだろうな。 素直にそう思えたので、あんまり寂しいとは思わなかった。 けど、そういう寂しさっていうのは後からやってくるものなのだと、今日思った。 もう新しい先生が来てくれて2回目だけど、1回目のときは前の先生がたまたまお休みでもしているような気分だった。 でも今日は、もう先生には会えないんだな~とあたりまえのことをしみじみ思った。 喪失感っていうのは、その瞬間よりも、日常の繰り返しの中でより強く感じられるものなのかもしれない。つまりいつもそこにあるのがあたりまえだったものが、切り取られてしまったことに気づいて感じるものなんだなぁ、と思った。特に鈍い私の場合は。 それは人との関係だけではなくて、物であったり環境であったり色々なことに対して言えると思うけど。 などと、この歳になって今さら考えてみた。いつになくおセンチ(古い)なのは、秋だから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年10月15日 00時10分56秒
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