2万円台で、和室を洋室化する
「和室」って古いイメージあるよね。入居募集でも、嫌われる。だから和室のある部屋があいたら、リフォームで洋室にしてしちゃおう。入居が早く決まるし、家賃を上げることだってできる。ただ、問題はコストだ。(※ここでは、和室=畳 / 洋室=フローリングとする)工務店に「畳をフローリングにして」と丸投げすると、CF(クッションフロア)でも15万円。大工さんに下地だけ作ってもらって、畳の処分とCF貼りを自分でやれば、7万円くらい。洋室化による家賃アップが5,000円/月と考えると、回収に14ヶ月かかってしまう。悩ましいところだ。そこで今回は、フルDIYの洋室化にチャレンジ目標は2万円台!今日は、そのレポート。★畳をはずすまずは、畳をはずそう。ヘリ(畳のフチ)にミニバールを差し込んで、そのまま上に持ち上げるだけで取れる。便利なバチバール。ボロ物件の内覧時も畳の下を確認するのに使える。土牛 バチバール 155mm★下地をつくる畳をはずしたら、木材で下地を作る。使用したのは、ジョイフルホンダで買った40×30×2980mmのもの。カットは、丸ノコを使わずに、ぜんぶマルチツールでカットした。いちいちサイズを測らなくても、現場で実寸に合わせながら切れるので、すごくラクだ。最初は外枠をつくって、33mm間隔で並べていく。位置を決めたら、そのまま上から75mmのビス(コーススレッド)で打ち付けてしまおう。下地の打ち付けは、インパクトドライバーが必須。ネジの頭がでないように、しっかりと木材に食い込ませる。HiKOKI(日立工機) コードレス インパクトドライバー【バッテリー2個付き】 FWH14DGL(2LEGK) ★下地合板をならべる下地ができたら、その上に合板をカットして並べる。使用したのは、11mm厚の下地合板。こちらもカットはマルチツール。木材を当てながらだと、直線でも綺麗にカットできる。作業台を使わず、その場で安全に切れるので、ものすごくオススメしたい。マルチツール考えたやつ、まじで天才だと思う。GMF50-36 マルチツール BOSCH ケース付ふんどし王子さん、ニーノさんのセミナーを受講しながら作業。すごい時代になったなぁ。★合板を固定する合板を並べたら、ビスで固定する。15cm間隔で1820×920mmの合板に打つ場合、1枚あたり49本のビスを打つ。インパクトドライバーで、ひたすら打っても良いけど、メッチャ時間かかる。そんな時に便利なのが、マキタのオートパックスクリュードライバーだ!ロールビスをセットして、先端を押し付けるとビスが一瞬で打てる。高圧エアーのビス打ち機ほど速打ちはできないけれど、合板1枚あたり3分もかからないペースで打てる。もちろん、ホームセンターで売ってる、普通のロールビスも使える。お手頃な値段で手軽にあつかえる、優等生くん。マキタ オートパックスクリュードライバ 6841Rここまで、4時間程度でできた。あとは、CFの貼り付けで完了だ。ちなみにここまでの費用は・合板×6枚 6,930円・木材×14本 5,104円・コーススレッド 547円・ロールビス×5巻 550円---------------------合計 13,131円安い!CFだったらボンドを入れても、あと12,000円くらいでいけるっしょ。余裕で2万円台に収まる。和室のあるアパートを持っているので、自分で洋室化できるのは嬉しい。工具を揃えて、やり方さえおぼえてしまえば、この先ずっとコストダウンできるね。不動産投資ランキング