WX-1110z で X-Window5. WX-1110z で X-Window Vine Linux 2.1.5 は起動してネットワークにもつながるようになったけど、X-Window (XFree86 3.3.6) がうまく動きませんでした。setup の 「X-Window System 設定」で XF86Config を作らせると何だか設定はできました。 #NeoMagic の MagicGraph128 を選んで、Generic LCD Panel 640x480 を選ぶ。 最後に設定を確認するために X サーバが立ち上がるのですが、そのときの表示は 「 640x480 の画面中央部分を 320x200 ぐらいの解像度で拡大表示したような感じ」 の画面でとっても変なんです。それでも強引に startx してみると、やっぱり上記の表示になってしまいます。色々調べているとどうも SVGA サーバではなくて VGA16 サーバが立ちあがっているようです。どうもよく分からないので、Chipset の設定を "NM2070" にしてみると何か表示されてるけど全然ダメ。 こういうときのネット頼みでサーチしてみると、上記の症状と同じような記述のページがありました。他にも探してみるとどうも MeoMagic の NM2070 に起因する現象のようです。そして、遂に見つけたのが、NEC の Versa 4230 とかいうノートPCで XFree86 3.3.6 を動かす、というページ(URL 忘れてしもた)。このノートPCも NM2070 を使ってるらしい。このPC用の XF86Config ファイルがあったので参考にしました。元ページの記述を見ると、 ・NeoMagic NM2070 の VRAM のアドレスを MemBase オプションで指定すればうまく表示される ということが分かりました。Versa 4230 では MemBase を 0xFF000000 にしたら動いた、と書いてあったので、ダメもとで MemBase 0xff000000 を設定したら、なーんと、動きました!うまく動いた XF86Config でのポイントは、 ・ Chipset オプションで "NM2070" を指定 ・ MemBase オプションで "0xff000000" を指定 の2点だけでした。この設定で 16bpp 表示ができました。 ただし、難点がひとつ。ウィンドウマネージャが起動するまでに非常に長い時間(2分ぐらい)かかります。しかも、HDD へのアクセスがほとんどないので、ハングアップしたのかと思うほどです。(^^; しかし、一旦起動してしまえば、そんなに遅くもなく動きます。これで、Netscape を使った Web ページ表示なども可能となりました。Windows95 よりよっぽどイイわぁ。:-)
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