SORRIMAN’S SORCERE…"Bubble, bubble toil and cuddle !!!"のヒ・ミ・ツ このページのタイトルは "Bubble, bubble toil and cuddle !!!" です。これは、往年の C-RPG Wizardry シリーズの異端児、シナリオ#4 "Return of Werdna" 中に出てくるセリフです。このセリフを吐くのは、地下7階の敵冒険者パーティ SORRIMAN’S SORCERERS です。 ちなみに "Return of Werdna" を現在プレイしたければプレステ用 が最も入手しやすいでしょう。PC版とは雰囲気が全然違うので私にとってはイマイチな選択肢ですが。かつて Interplay が出してた "Ultimate Wizardry Archive"(IBM PC互換機版を集めたヤツ)とローカスが出してた "Wizardry Collection"(PC-98版を集めたヤツ)があったのですが、現在はどっちも絶版?? 店頭在庫があれば買えますが... まぁ、それは置いといて... この "Bubble, bubble toil and cuddle"、何のことかさっぱり分かりませんでした。 "Return of Werdna" には何かのパロディと思われるセリフが各所に出てきます。私は見たことがないのですが、地下1階?で THE SPANISH INQUISITION (スペインの宗教裁判) という連中が出てくるそうな。これはモンティ・パイソンのコメディのパロディらしいのですが、モンティ・パイソンっていえば、SPAM の語源となったコメディがある、っちゅうぐらいしか知らんので詳しくはパス。(^^; で、調べてみると...どうも、"Bubble, bubble toil and cuddle" の元ネタはシェイクスピアのマクベス第4幕での女魔法使い達のセリフ、 "Double, double toil and trouble. (Fire burn and cauldron bubble.)" のようです。「面倒揉めごと、もっともっと起これ。(燃えろよ炎、煮えろよ大鍋)」とでも訳すのか??(^^; このセリフ、有名らしくて検索エンジンでサーチするといっぱい引っかかります。むー、日本で言うと「春はあけぼの」みたいなもんなのか?? で、さらにこのセリフの変形で、 "Bubble, bubble toil and trouble." というのもあるようです。これは Novak という人が著作の中で間違えてるぐらいなので、既にどっかで変形したのが流布されていたのか、どうなんだか、現時点での調べではよく分かりません。これだと「面倒揉め事、沸き立て、沸き立て」ぐらいの感じですか。 結局、"Bubble, bubble toil and cuddle" はマクベスのセリフのパロディということで、一件落着ですな。え?意味?? そんな、パロディに意味をもとめたらあきません。trouble と cuddle 、ほら、その韻っちゅうモンちゃいますか? (^^; (とりあえず作成 Sep.17,2003) ジャンル別一覧
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