カテゴリ:Linux
Sparky Linuxの安定版、Sparky Linux 4.6 STBがリリースされたので、EeePC1000H (Atom N270 1.6GHz, メモリ1GB)にLXDEのi686 non PAE版をインストールした。
Debian 9の安定版ベースのディストリビューションです。以前にインストールした感じでは軽かったので、今回も期待。インストールにはライブ起動してインストーラを起動します。インストーラの言語を日本語にしてインストールを進めれば、日本語入力を除いてほぼ日本語化は完了します。一点だけインストール時の注意点を挙げると、ロケール設定をja_JP.UTF-8に変更すること。デフォルトでは英語になってしまいます。 インストール完了後、再起動すると、アップデートと言語パックをインストールする旨のダイアログが表示されます。一応、これに従ってアップデートと言語パックをインストールしましたが、言語パックでは何もインストールされなかったような... (^^; っちゅうことで、日本語入力メソッドはインストールされてないので、これだけ追加でインストールします。 端末(LXTerminalなど)を開いて、 sudo apt-get update sudo apt-get install fcitx-mozc でfcitx-mozcをインストールします。必要な諸々は依存関係でズルズルとインストールされるので問題なし。この後、 im-config を起動して、インプットメソッド設定でfcitxを指定して終了します。一度ログアウトして再ログインすると、タスクトレイにキーボードアイコンが出てfcitxが使えるようになります。これで日本語入力設定は完了。 ただ、FirefoxやLibreOfficeの日本語パッケージが導入されてないので、これらのアプリでは英語メニューになってしまいます。仕方ないので手動で日本語パッケージをインストール。 sudo apt-get update sudo apt-get install firefox-esr-l10n-ja libreoffice-l10n-ja これでメニューが日本語になります。 ターミナルで作業してたのはパッケージ管理アプリが見つからんかったからですが、探してみると、メニューのシステムツールの中にSparky Center LXDEっちゅう設定ツールがあり、その中にSynapticパッケージマネージャがいるのがわかりました。 Synapticを発見 他にも色々設定ができるので、ランチャに登録しておくのが便利そうです。ランチャにアプリを登録するには、Menu横のランチャを右クリックして「"アプリケーション・ランチャー"の設定」を起動します。 "アプリケーション・ランチャー"の設定を起動 起動後、右側の「インストールされているアプリケーション」でSparky Center LXDEを選択し、追加ボタンを押します。 Sparky Center LXDEをランチャに登録 これでランチャからSparky Center LXDEを起動できるようになります。色々設定できる便利なアプリなので、最初からランチャに設定しておいてくれてもいいのにね。(^^;; Sparky Linux 4.6 LXDEのデスクトップ デスクトップはLXDEなのでシンプルかつ軽めです。アプリもそれなりに揃ってるし、使いやすい感じ。新味は無いけど安定感があってナカナカ良いのではないかと思います。 --- 10:40 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 25, 2017 11:13:58 AM
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