2018/02/18(日)15:32
LOOXM/G30にScion Linux 18.1.1をインストールした
今日は晴れ。
心配してた積雪もそれほどではなく、だいぶとけてくれました。
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Atom N280ではブートしなかったScion Linux 18.1.1 ですが、命令セットが64ビット対応な Atom N450 を搭載した LOOX M/G30 ではブートすることを確認。っちゅうことで、LOOX M/G30 (Atom N450 1.66GHz, メモリ1GB) に Scion Linux 18.1.1 64ビット版をインストールすることに。
RufusでISOイメージをUSBメモリに焼いて起動。ライブ起動してみましたが、インストーラが見当たりません。どうもブート時に、Boot system installerを選ばないとインストールできないようです。
インストーラを起動すると、ユーザ名、パスワード、ホスト名などを聞いてくるダイアログが出てきます。必要な情報を入力したら Next を押してパーティション選択に移ります。空きのパーティションまたは領域がないとインストールできないので注意。操作がアイコンになってて分かりにくいですが、アイコンにマウスカーソルを合わせるとポップアップが出るので何とか分かります。パーティション設定が終わったら、インストール開始。っちゅうても、バックアップから戻す形でインストールするようです。インストールが完了したらメッセージが出るのでリブート。
リブート後、ログインしても当然、日本語表示はできません。(^^; 右クリックして出てくるメニューの中にコントロールパネル(Control Panel)があったので開いてみました。
Scion Linux の Control panel
が、日本語設定に関する項目はありませんでした。(^^;; 関係あるとしたら Time & Date でタイムゾーンを Asia/Tokyo にすることぐらいでしょうか...
しゃーないので、ターミナル(Terminator)を開いて設定を行います。
sudo nano /etc/default/locale
でロケールを以下のように編集。
LANG="ja_JP.UTF-8"
LANGUAGE="ja_JP"
続いてキーボードレイアウトを、
sudo nano /etc/default/keyboard
で以下のようにXKBLAYOUTを編集。
XKBLAYOUT="jp"
続いて、日本語関連パッケージのインストール。
sudo apt-get update
とした後、Synapticで以下のパッケージをインストールします。
fonts-vlgothic language-pack-ja language-pack-gnome-ja fcitx-mozc
これらを選択すると関連パッケージもずるずるとインストールしてくれます。インストールが完了したらリブート。リブート後、ログインすると日本語表示と日本語入力が可能となっています。
Scion Linuxの説明書きで lightweight と言ってるので、Firefoxを立ち上げた状態でメモリ使用量をタスクマネージャで見てみると...
かなりメモリ食ってるなぁ...
1GB中の650MBぐらい食ってます。(^^;; Firefoxが重い、っちゅうのもありますが、どんなもんでしょうね。この記事を書いてる間に何回か Firefox の応答がなくなって泣く泣く kill したことがあったので、メモリ1GB やとキツイのかもしれません。
デスクトップはOpenboxでパネルはtint2、ドックはplank?でドックが左側にあります。割と使いやすい感じ。メニューは右クリックで出てきます。
Scion Linux 18.1.1のデスクトップ
インストールから日本語化がちょっとめんどくさいのが難点ですが、デスクトップとしては使いやすそうです。メモリ1GBやとちょっとツライのかもしれません。
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