カテゴリ:Linux
今日は早めで帰宅は18時半過ぎ。
SC-04Eのセルスタンバイ問題を解決したのエントリで LineageOS 14.1 に DataSim Patcher を適用してセルスタンバイ問題を解決したつもりでしたが、怪しくなってきました... (^^; バッテリの持ちは良くなったけど、これはバッテリを新調したのが原因の可能性が高いです。使用してるとセルスタンバイのバッテリ使用率が高く、圏外が100%になってるので... DataSim Patcher が一体何をしてるのか? これは、Android + b-mobile データ専用 SIM で電界強度を表示するのページに書いてあるように、GsmServiceStateTracker.smali中の特定の箇所にパッチを当てて、データ専用SIMでも圏内のフリをしてしまおう、っちゅう作戦です。 では、LineageOS 14.1 にこのGsmServiceStateTracker.smaliが存在するのか?? というと、結論は存在していないのです... (^^;; パッチを当てる対象が存在してないんやから、DataSim Patcherは正しく機能していない、という推測ができます。これからも LineageOS 14.1 + DataSim Patcher ではセルスタンバイ問題は解決できてない、という結論が導かれます。 さて、LineageOS 14.1 で、Android + b-mobile データ専用 SIM で電界強度を表示すると同様に、GsmServiceStateTracker.smaliを探してみました。LineageOS 14.1の/system/framework内に怪しそうな jar ファイルは2つほどあります。framework.jarとtelephony-common.jarです。 例えば、framework.jarをLineageOS 14.1から引っこ抜いてきます。 adb pull /system/framework/framework.jar このjarファイルを展開します。 jar -xvf framework.jar すると、classes.dexとclasses2.dexが出てきます。例えば、classes.dexをbaksmali.jarを使って、逆コンパイル(?)します。 java -jar baksmali.jar d classes.dex ちなみに、baksmali.jar はココで2.2.5がダウンロードできます。逆コンパイル(?)した結果生成されたout/androidの下を覗いてみてもGsmServiceStateTracker.smaliはありません... (^^;; classes2.dexでも同様。 telephony-common.jarについて同様に探してみましたが、こちらにも無し。っちゅうことで、LineageOS 14.1 の jar ファイルを逆コンパイルしてもGsmServiceStateTracker.smaliは見つからん、という結果に終わりました。 っちゅうことは、LineageOS 14.1 を使う限りはセルスタンバイ問題に対する有効な解決法が無い、っちゅうことなのかなぁ... LineageOS 14.1 のソースまで遡って解析せんとイカンのやろか?? 大変そうです。(^^;; --- 19:30 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2018 07:33:14 PM
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