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すみれ屋の つぶやき

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すみれ屋9288

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2010.09.18
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カテゴリ:ささやかな日々

             今日は爽やかな秋晴れ 只今26℃

               2010-09-19 00:34:16

                細く裂いた竹の籠 秋の野花を入れたいなー

  元パート先では最高齢72歳の女性が働いて、私が親しくしてもらっていた女性も

66歳。 ギブアップと言うまでどうやら雇用してもらえる職場。

でも私の仕事は以前にも書いたが神経をすり減らす仕事で、3年で6人も辞めてしまう

状態で、私自体も体調異変をおこしたので辞めるはめになった。

 

 まあほぼって所まで回復に1年かかった。

しかしぷー太郎もいい加減にと仕事を探すが、この歳ではもうシルバー人材行きの

方が早いかも・・・と言いながらも10年前にホームヘルパーの資格を取っておいたので

今この資格が我が身を助けると言う事になった。

 

 で・・・訪問ヘルパーの仕事に就けて2週間が過ぎた。

まあ見事に一人暮らしの老人ばかり。低所得者住宅住まいから200坪の

敷地の豪邸にポツンとおじいさん一人。

立派なお庭で池もあり、幅広の濡れ縁が長くある豪邸、しかし雨風が吹いても

雨戸も立てられず、年中陽ざらし、雨さらし状態で畳まで濡れたまま。

経済的には不自由が無く、我が家のTVのまだ二回り大きなものが置かれている

18畳の居間に何時も一人、TVも点いていない。

ただ何時も雑草で覆われている庭を見ているだけ。

 

 耳が遠い事と目が良くないと言うだけでおボケは無い。

私や他のヘルパーさんが伺う事が楽しみらしくて、伺う日にはいつも玄関に

スリッパ一足が用意されている。だからと言っても耳が遠いので会話も殆ど無い。

 

 我が家は今息子も東京でマンション暮らし、家の者も実家の問題で遠方に行き

私一人では広すぎるこの家に今一人暮らし。 開かずの間だらけ。

この町内見回しても裏のおじいさんも一人くらし、前のお家は子供が無くて

夫婦二人だが、仕事上何時もすれ違いで一人暮らしの様なもの。

 

 こうして見ると今日本人て一人暮らしばっかりに思える。

特に高齢者の一人暮らしに目が行く。 確かに家族と言っても煩わしく

思う事の多い現代、経済的に許せるなら一人の方がずっと気楽ではある。

私は子育て時代は家の者が単身赴任で長い母子家庭状態、年取ればたかが

3人ばかりの家族が一人一人になってしまう。

今は自分の分だけしていれば良いので気楽は気楽、これも私が元気なので

こうも言っていられる。

が・・・しかし一旦身体不自由になればと思うと・・・・。

 

 先日本屋に立ち寄りフト「婦人公論」が目に留まり一寸立ち読みせて

もらっていると、長生きについてのページがあり、でもあくまでも立ち読み

なので、読み流しただけなので今日仕事帰りに図書館へ行き、立ち読みの続きを

読んでみると、「若い頃は女医で人に感謝されていた人が、90歳の今老人施設

で上から下まで管だらけ、人間と思えない状態でただ死なないから息している

だけと言う有様」と言う下りがあった。

 

 筆者は「自分の楽しみが自分で出来なくなった時が死に頃」とある。

死ぬにもタイミングが有り、老いさらばって分けも分からず管だらけで息している

だけになる人は死のタイミングを逃したとあった。

又自殺ではないが、自分で死ぬ力ももはや無い。

 

 酒タバコは身体に悪いと言うが、好きなものを取られる程ストレスが溜まる

物は無い。

それならば好きなものも適量にやり、そうそう、死のタイミングを掴みには

高齢になれば無理は駄目と言うが守りの暮らしではなくて、攻めの暮らしが

丁度良いと。

 

 年寄りと呼ばれたらやりたい事はガンガンやって、好きなものは食べて、

心おきなく死のタイミングを掴むと書いてあった。

この本を読んで、やっぱり私が以前から何となくその様な事を感じていた

が、今回活字になってやっぱりそうだったんだと思った。

 

 筆者は個人差は有るものの人間としての機能は80歳が限度と言うが、

私は70歳と思うので、もうしばらく社会参加させて頂き、攻めの時代を経て

ピンピンコロリンと行きたいものだ。

 

 婦人公論は550円だったと思うが、ささやかなパート代では買う気も起こらない。

本当に図書館は有りがたい。今日は4冊借りてきて、訪問先のつなぎ時間に読める。

 

 

 

 

 

 






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Last updated  2010.09.19 00:47:18
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