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カテゴリ:この頃思う事
節分明けの今日、またもや市川団十郎さんの訃報を聞く。 日本芸能の大きな担い手が又一人消えた。ご冥福を。
足の方も幾分歩く格好は変かも知れないが、痛みも無く歩け、 大丈夫と思っているが、果たしてお仕事に就けるかが問題。 実際足を悪くしてからは、又寒いと言うことも有って外へ出なく、 出るのは書道とリハと一言も喋らなくても買い物が出来るスーパー。 支払いもセルフレジ。
フト思えば2日間誰とも話をしていない。 こんな事で言いのだろうかと。 別段困った事は無いが。 元来友達と言うか大勢の人とつるんでと言うのは苦手で、 一人こつこつ何かをしているのが好きな方。
入院している時にたまたま読んだ新聞に「旧い別荘地に住む作者の近所の ご老人が、一人黙々と暮らして木の葉等を掃いていた竹箒が立てかけられて ある日一人亡くなっておられた。 しかし好きな木漏れ日と鳥のさえずり、木々を通る風の音を聞きながら、 静かに生の営みを終えられるとは、他人が孤独死と哀れむより、静かで 厳かな死を迎えられたのではないか、安易に孤独死と言う一括りには 言えない死もある」と言う事が書いてあった。
TVで「孤立と違い孤独はなれるもの」と言う天声人語の最初の行を 耳にした。 調べてみるとヨットで太平洋単独横断された堀江謙一氏の言葉だそう。 確かにこの二日間誰とも会話が無いが、孤立ではないが半年間社会活動が 急に途切れ、一寸孤独感に襲われたかも知れない。
しかしこれから高齢になれば孤独は付いて回る物と思う。 この半年の 経験を踏まえて、孤独に慣れておきたいものです。
昨日の日記で私のお手本の68歳の友は、しっかりした額の年金も有り、 悠々自適の暮らしは出来るが、一人身はやはり外出しなくなり、人との繋がりも 薄くなり、身なりも構わなくなるので、使って頂ける間は社会活動は続け たいと頑張っている。最近は「ボケ防止よ」って。
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