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2010/08/19(木)21:22

写楽 閉じた国の幻を読了

最近読んだ本(147)

先日購入して気になっていた 島田荘司さんの「写楽 閉じた国の幻」を読了した。 写楽閉じた国の幻価格:2,625円(税込、送料別) 久しぶりの読書だったのだが やはり島田さんの小説は面白い。 フィクションなのに、 フィクションに感じないのは流石だなぁと思う。 そんなに写楽のことは詳しくはなかったのだが 読んでいくうちに、 写楽の謎がどんどん解けていくのが楽しかった。 最後にはロジックが繋がり おおーと叫びたくなる衝動に駆られてしまった。 まさか、そんな形で写楽の謎が解けるとは… レオナさんのような、教授が出てきたが 彼女もすごかった。 最初関係がないように思えた 回転ドアの事件が、こんな風に繋がるとは。 最後まで、肉筆画の謎だけは残ったが 何となく絵を送った人が誰なのかはわかった気がする。 鎖国時代の日本。 そして、現在の日本。 基本的な、 いや根本的なことは何も変わってはいないのかもしれない。 今回も素敵な日本人が登場した。 国の分け隔てなく、 どこの国にも色々な人がいるのだろう。 善人と悪人に分けることは余りしたくないが どこの国にだって、犯罪者はいる。 そして、逆も然りである。 最後は、ハッピーエンドで終わったが 本当にラストは爽やかだった。 読書をしたお陰で、 最近下がり気味だったモチベーションも上がった気がする。 今度は、御手洗さんと石岡さんの話がまた読みたいなぁ。

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