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国際討論日記

◆日中関係、欧米人の見方(日本語)

◆ ◆ ◆



mencius

中国と日本、あさはかで偏りのある報道が
両国の関係を傷つけている。

日中における互いの報道は浅はかで紋切り調でありすぎると北大の教
授は言う。

South China Morning Post, Chow Chung-Yan (木曜, 2005年8月18日)


日本最大の全国紙である朝日新聞の社説担当者、イソガワ・トモヨシ氏は中
国のメディアは日本の悪い点だけに関心を寄せがちだと言う。以前中国人記
者になぜ日本の悪い点だけを記事にするのかた尋ねてみたが、日本のよい点
を書いても採用されないと言う答えだった。あのデモの前には、中国の新聞に
は日本について悪いことばかりが書かれていたので、何か起こるのではな
いかと心配していた。ある国の新聞が、特定の国の悪い点だけをこれほどたく
さん記事にするのはめったにない。

他方、タカイ教授は日本のメディアは単純で自己中心的な報道になりがちだ
と言う。4月の大デモについて、北京政府の反日宣伝や愛国教育のせいに
したりしている。「中国の大衆が未だに政府のプロパガンダを信じるような
ら、北京政府は大喜びだろう。中国における反日感情はもっと複雑で、歴史の
要素はとても重要だ。」と言う。「しかし日本のメディアはそれを理解せず、
単純化してしまう。」


observer3
論点

冷静なよい分析だ。問題は今後しばらくはこの問題は解決できないという
ことだ。互いを悪者に仕立て上げた後で、両国のメディアが方針を変えたと
しても、どちらの大衆も簡単には影響されないだろう。

僕が分からないのは:

日本の外交政策を決めているのは一体誰なのか?日本は、同時に周辺三国と
領土面、社会面、政治面において問題起こしている!日本がまだこの地域で
突出しており周辺国の意向を無視できた80年代や90年代初頭ならいざ知
らず、時は移り日本は今これらの国からの承諾を必要としている。

例えば日本はパイプラインや常任理事国立候補などロシアからの承認を必要
としている。そういう重要な利害が絡んでいるのだから普通は関係を良くし
ておこうとするだろ?しかしそうではない。日本はロシアへの投資を渋っ
ているばかりか、北方領土問題でロシアに詰め寄っている。日本と切り離
すことのできない領土だというのか?

元々ロシアは日本に恩を売るために一肌脱ぐはずだった。しかしロシア人
は中国の動きを見て、現実的で皮肉っぽい行動を取るようになった。

常任理事国立候補は外交的大失態である。ロシアや中国の支持がなくてもアメ
リカの支えがあればうまく行ったかもしれないものを、ワシントンが嫌っ
ているドイツとブラジル(イラク進行時にドイツはフランス側につき、ブラ
ジルは南米でアメリカの影響力を削ごうとしている)と提携しに踏み切った。
今ではアメリカ、中国、ロシアがそろってG4に反対しており、今回のことが
うまくいくことはない。

日本はこの地域において強く自己主張をしようとしているように見える。
80年代や90年代初頭なら何とかなったかもしれないが、タイミングが悪
すぎる。アジア、ユーラシア地域で影響力を持つ国の出現により、日本の取
りうる選択肢は限られてきている。それなのに、協調的態度ならまだまし
も、よりによって最も悪いタイミングで強引な態度に出てしまった。

例えば靖国問題にしても、エネルギー、領土、外交面で日本が中国政府と協
力的であったなら、大したことにはならなかっただろう。国益のために中
国政府はマスコミを操り、問題が大きくならないよう手を回したしただろ
う。ロシア、東南アジアやインドとの領土問題の解決を見ればよく分か
ように、中国は何か得るものさえあれば、議論の残る問題でもさっと処理
してしまう。

他の国は中国から望みどおりものを得たのに対し、日本は全ての争点につ
いて強硬な姿勢をとり、しかも中国を刺激する協定を日本はアメリカと結
んだ(最もアメリカに忠実なオーストラリアですら結ばなかった)。

それで残ったのは手の付けようのない混乱だけ。どうやって全て解決され
るのか想像もつかない。小泉の謝罪が一言一句、心からのものであった
としても、現在の問題の解決の手助けになるとは思えない。競争心を煽る
のは簡単だが、収めるのは難しい。



mencius
パンドラの箱

お互いに相手を悪者に仕立て上げてしまった今となっては、双方のマスコ
ミが論調を変えても、大衆が影響されることはないだろう。

どうやらパンドラの箱が開けられてしまったようだ。元に戻してもお化けた
ちはすでに解き放たれてしまった。

作り上げるよりも壊す方が簡単だ。


soudenjapan
何が起ころうとも日本は大丈夫

日本が何か失ったでしょうか?そうは感じません。仮に何か失ったとして
も、実質はどうでしょうか?我々の生活は何も影響を受けていません。
心配は要りません。なぜなら、


1.中国は独裁国家である。独裁国家が多くの支持を集めることはない
(他の急成長国、ブラジルとインドは民主国家)。この地域で頼りにな
る民主国家は日本とオーストラリアしかない。

2.数ヶ月前のデモの際も、支持したのは韓国人と華僑だけで、世界中のマ
スコミが、日本を支持したわけではないが中国に批判的だった。ブログ界
においても皆一様に、中国に批判的なコメントをしているようだ。中国人参
加者は防戦一方だ。

3.中国経済はいずれつまづく。右肩上がりに成長し続ける経済はない。日
米ともに多くの危機を乗り越えて現在にいたった。中国経済に問題が起こっ
たとき援助できるのは日米くらいしかない。

4.中国市場での真のプレーヤーは、日本、アメリカ、ヨーロッパ、インド
(ロシアの代わり)とその他の国々であり、利益を分け合っている。いつぞ
やの繰り返し。昔は帝国主義、植民地主義で争ったが、今は人々によりよい
サービス、必要とされるものを提供し、ビジネスを通じいかに人を幸せにす
るかで競争している。

5.日本にとって最も重要な外交政策は、日米関係の維持発展である。


iluv2fish
サンキュー日本

60年前の酷い出来事は遠い昔のことだと思う。

過去60年間、日本はアメリカのよき友人だった。真珠湾攻撃と原爆、それ
にもかかわらず日米の関係はよい。互いを嫌悪した時期もあった。

日中はなぜ仲直りできないのだろうか?


observer3
何を失ったか?

何も失っていないだろう。そう、日本は大丈夫。幸運を祈る。

soudenjapanの書いた「現状維持について」の投稿を読んだが、今まで読ん
だ中でもっとも現実的な選択肢だと思う。何とか貿易をうまく行かせて
いれば、冷静な人たちは、うまく行っているものを壊さない方が利益があ
ることに気付くだろう。反日感情が制御不能にならない限り、何だって交
渉することはできる。


soudenjapan
解決策は思いつかない

>日中はなぜ仲直りできないのか?

答えは持ち合わせてないのですが、日中の関係は極端な例としても、中国
と本当に仲のよい国、同盟関係を欲している国がこの世界にあるのでしょ
うか?

(他国は)中国市場を欲しがるかもしれません。あまりにも大きな人口を
心配しているだけもしれません。中国を現状の国際経済構造に組み込もう
と躍起になっているのかもしれません。しかし真の友人が中国にはいるの
でしょうか?おそらく北朝鮮だけ?

韓国はどうでしょうか?韓国は侵略者になったとはないでしょうが、そ
れにもかかわらずなぜかしら、どこへ行ってもあまり好かれてはいないよ
です。アジアでの調査では、韓国人はいつも付き合いたくない民族に大
差の一位に選ばれます。個人的には韓国人との付き合いに何の問題もあり
ませんが、他の人たちはそう評価しています。

ですから元々彼らと国家レベルで親しくなるのは容易なことではない
に加え、我々には歴史の問題があります。

さらに、日本人は日本人で外交的であけすけな、アメリカ的な人たちで
はありません。どちらかと言うと閉ざされた、排他的なグループに属する
ことを好むようです。日本の右派は、非日本人が属しにくい日本的なも
の、排他的なものを強調するので、それが他国の人々に日本人の本心を
疑わせる結果となっているのかも知れません。

より多様化した社会になることが一つの解決策なるかも知れませんが、
長い時間がかかります。

以上の要素が組み合わされたとき、日中、日韓関係の二国関係ともに現
状の発展段階にあるべくしてあるのでしょう。


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