単位認定資料~阪大の履修システム~
阪大の単位認定は個別認定といって自分が前大学で持っていた単位を阪大の科目に読み替えるという作業を行います。それによって最大60単位認定されるという仕組みです。
まず参考資料の一つとして阪大の履修システムを紹介します。
大阪大学では「全学共通教育科目(いわゆる一般教養)」46単位、「専門教育科目」80単位にわかれます。学士の人、および短大卒の人は前者がすべて免除になります。
全学共通教育科目
名称 | 単位数 | 説明 |
主題別教育科目 | 6 | 「文化と交流」、「環境と人間」、「化学と自然」と三つのテーマからそれぞれ2単位ずつとらなくてはなりません。 |
第一外国語 | 8 | 英語です。学期ごとに1単位なのですが、通年で2単位の学校でも連結して認めてもらうことが可能。 |
第二外国語 | 8 | 8単位というところを注意。独仏露中以外の言語は認めてもらえないとの情報あり |
情報処理教育科目 | 2 | いわゆるコンピューターの使い方系の科目 |
人間・基礎セミナー・特別科目 | 2 | 簡単に言うと人間に関する学問。 |
健康・スポーツ教育科目 | 2 | いわゆる保健体育。内一単位は体育実技である必要あり。 |
専門基礎教育科目 | 12 | 各二単位で、専門の基礎になる数学A(微積分)、数学B(線形代数)、経済A(マクロ経済基礎)、経済B(ミクロ経済基礎)がそれぞれ必修。残りは文学、哲学、法学といった他文系分野の概論的な内容の物から選択 |
その他 | 6 | 上の科目から余分にとった分を充当 |
専門教育科目
必修科目 | 2 | 2年で受ける専門セミナーのこと |
選択必修1 | 12 | ミクロ経済、統計など経済経営の基礎に当たる科目5個から3個選ぶ |
選択必修2 | 32 | 必修1の知識を前提とした応用分野 |
選択科目 | 34 | その他諸々といったところ。選択必修2より更に高度な科目、研究セミナー(これがいわゆるゼミ)、全学共通教育科目のオーバー分、他学部履修分(後ろ二つは上限あり)などなど。 |
・他大学からの編入の場合は他学部履修分として上限12単位でとった専門科目を認めてもらえる場合がある。
・「専門基礎教育科目」、「およびそれ以外の全学共通教育科目」それぞれ4単位、専門教育科目の選択科目に入れることができる。