ウーロンハイとヨガの名前☆その2
前回からの続きです。龍村先生いわく「アシュタンガヨガとはヨガの8支則のことだったのにいまはパッタビジョイス氏の始めたヨガのスタイルだと皆思っている。こういうように伝統ある言葉を使用する場合は気をつけなければいけない。アシュタンガヨガは意味が変わる例だがヨガのシンボルの聖なる音を名前に使ってカルト教団がその音のイメージを汚したような事も起きてしまう。」と前に五反田の成瀬雅春先生のところに体験でいった時も、成瀬先生はアシュタンガヨガについて同じような事を言っておられました。∵・∴・★4・ パッタビジョイス師のアシュタンガヨガを始めとする動きながらポーズを連続でとるヨガもハタヨガ(体操的ヨガ)なのにあたかもハタヨガに対しビンヤーサヨガというカテゴリーが別にあると思っているのは間違いです。ヨガのウーロンハイ現象ですね。∵・∴・★5・さらにビンヤーサヨガスタイルなのに敢えて゛ハタヨガ゛と名乗るのがあらわれたり(意味は先に述べたように正しいです)ハタヨガのハ・タの意味は日と月、陰と陽なのに陰ヨガとか陽ヨガとか名乗るヨガスタイルが現れたり混乱しています。ヨガをする者はきちんとヨガについて整理した知識を持っていないといけないと思います。特に現代商業主義はヨガにも影響をおよぼし流行し儲るスタイルを作った者勝ちだというように、色々なヨガの看板が掲げられているからです。知恵を磨きましょう。パッタビジョイス師のアシュタンガヨガのエンディングマントラに「聖なるものが見分けられますように・・」という意味の言葉が入っています。深く味わって下さい。∵・∴・★