密教ア字観瞑想☆Meditation
ア字観瞑想は、梵字の”あ”を見つめる瞑想法です。仏教の”神秘体験”を重視する流派”密教”の瞑想法です。”密教”とは、物事の本質、深いところの意味”密”を修行で体得していくことの教えで、広い意味でヨガと同じ意味ですし、ヨガの修行法が仏教化したものと言えます。ア字☆nobonabeが使用しているものMeditation瞑想法「密教ア字観瞑想」ア字は大宇宙をあらわした、シンボルの音であり文字です。宇宙を神格化した大日如来(胎蔵界)の種子でもあります。合掌一礼姿勢(アサナ)は結跏趺坐(パドマーアサナ)、または半跏坐手は法界定印(上向きの手のひらを重ね,親指の先をつけます)の印(ムドラー)を結びます。呼吸を整え、この梵字を見つめます。月輪の中の”ア字”と一体化するように自分の中にア字を思い浮かべます。呼吸でア字を吸いこむイメージも良いでしょう。だんだん自分の胸の中に”ア”字がはっきりした形になってきます。胸の中に宇宙、夜空があり、お月さんのようにア字がぽっかり浮かんでいます。清らかな月の光に浮かぶ、宇宙のシンボルが今あなたです。宇宙そのものが、あなたです。イメージで大きく自己を・・ア字を・・広げていきます。果てしない宇宙に向かい。大きく夜空と一体になれば、自分と思っていたものは、いっぱいある宇宙のはたらきのひとつに過ぎないようです。無限があなたです。それが自分の中にも、深く深く広がっています。自分の外にも、広がっています。アとはサンスクリットで”否定”の意味があります。否定とは、ネガティブな言葉ではありません。壁を否定し、無限を手に入れます。可能性の夢をもてます。自分が思い込んでいたものを否定し、大きな存在につながれるのです。しばらく大きな宇宙となったら、また自分サイズの大きさに返っていきましょう。宇宙が自分で、自分が宇宙です。目の前のア字!これもあなたです。宇宙に自分にナマステ、合掌一礼・・・・・・