2006/10/10(火)09:45
コブラとアップドッグの違い☆ヨガポーズ考
コブラのポーズ(ブジャンガーアサナ)と、
アップドッグ
(上を向いた犬のポーズ:ウルドゥーワ・ムカ・シュワーナアサナ)
この2つのヨガポーズの完成形は似ています。
違いはどこでしょうか?
ヨガポーズを考える。
今回は、うつぶせで体を反らせるヨガポーズ2つです。
コブラのポーズから見てみます。
うつ伏せで体の前面を床に付けた状態から、
胸までを反らせ床から浮かす。
これがコブラ(ブジャンガー=蛇)のポーズといわれるヨガポーズです。
*イラストA↓
この腕を伸ばし切らない状態までを
”コブラのポーズ”としているヨガ教室(先生)がありますので、
これを頭に入れてください。腕を伸ばすと間違っていると言われます。
腕を伸ばしきるコブラです。
*イラストB↓
コブラの第一完成形です。
この段階のコブラを
広池ヨーガでは”かっこう鳥のポーズ”と呼んでいます。
・このあと背をさらに後ろに反らせる段階
・さらに膝を曲げ、足の裏を後頭部にくっつける形のコブラがあります。
アイアンガーヨガ等
さてアップドッグ(上を向いた犬のポーズ)です。
これはチャトランガアサナ(4点支持ポーズ)という
腕立て伏せの体を沈めた状態から、
手のひらと、つま先だけが床についているので、
4点支持(チャトル)です。
浮いた体を前にスライド、せり出しながら、
つま先を伸ばし、
足の甲で体を支える形になるヨガポーズです。
手のひらと足の甲だけが床についています。
これがアップドッグです。
*イラストC↓
このようにコブラのポーズと、アップドッグ(犬のポーズ)の違いは
床につく体の部分が違います。
イラストB(コブラ)は下半身が床についています。
イラストC(アップドッグ)は手のひらと足の甲が床についています。
それと、
足先をつけるのがコブラ、離すのがアップドッグです。
コブラは蛇ですから、足先はつけておくのが
正しい蛇の尻尾の表現ですね(笑)
完成形では離すことあるようですが
少なくともイラストAの段階ではつけておきたいです。
一方、アップドッグは犬ですから、
足は腰幅に開き、犬の後ろ脚を表わします。
以上今回は、2つの似たヨガポーズの違いを
考えてみました。